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遠野なぎこさんが結婚と離婚を繰り返す理由を考察 #専門家のまとめ

村上れ以子成婚率東日本トップの仲人士(結婚相談所運営) 元新聞記者
アダルトチルドレンが結婚と離婚を繰り返す理由と決めつけるつもりはないけれど…(提供:イメージマート)

今年(2023年)3月に3度目の離婚を発表した女優・遠野なぎこさん(44)が12月2日、自身のインスタグラムで4度目となる結婚を正式に決めたことを報告されました。

遠野さんは2023年2月に一般男性と3度めの結婚をされましたが、わずか2週間でスピード離婚されています。

なぜ彼女は「結婚」という形にこだわるのかを知りたくて、過去の記事を読んでいくと、そこには壮絶すぎる親子関係がありました。

実は、結婚相談所を運営している筆者のところにも、遠野さんのような方が多数、ご相談にいらっしゃいます。時間をかけたカウンセリングで今まで結婚されてこなかった理由を突き詰めると、実は根底に親御さん(または親御さん以外の家族)との関係があったというケースは本当に多いです。そして、ほとんどの方は、原因が親子関係にあると気づいていらっしゃいません。

親子関係と子どもの結婚について紐解いていきたいと思います。

▼遠野さんが結婚する理由は「生きてきて、絶対的な安心感というのを味わったことがない。その安心感を結婚に求めちゃう」から

▼これまで3度は「摂食障害が一時的に良くなったのが理由。おいしいねって一緒にご飯が食べられて、感動して結婚したんです」

▼幼い頃から母親の虐待や育児放棄に遭い、「醜い」と否定されながら育った。子どもを愛さない親は「いるんですよこれが」

▼彼女は不安とさみしさの間をさすらうアダルトチルドレンのよう。それが結婚と離婚を繰り返す理由と決めつける気はないけれど…

家族の間で生じたトラウマを解消するのが新しい家族なのだとしたら、筆者のところにご相談にいらっしゃる方々が「結婚したいです」とおっしゃる理由も、遠野さんが「結婚」にこだわる理由も理解できます。新しい家族を作る手段のひとつが「結婚」だからです。

「結婚」は何度してもいいものです。お相手がOKで、遠野さんが「結婚」によって絶対的な安定感を得られるのなら、何度だってすればいいです。添い遂げられる相手が見つかるまで、お相手がいいとおっしゃるなら何度結婚したっていいと筆者は思います。

だって、誰にとっても「結婚」はチャレンジで、「離婚」は失敗ではないのですから。

成婚率東日本トップの仲人士(結婚相談所運営) 元新聞記者

キャリア5年で成婚数、成婚率とも東日本1位仲人士に。17年間のスポーツ担当記者時代に取材した国内外トップスポーツ選手・コーチの必勝ノウハウを婚活にいかし、難しいといわれる30代・40代・50代の中高年と親の婚活で、通常の8倍の割合で会員を成婚に導く。慶應義塾大法学部政治学科卒業。既婚、二児の母で、趣味は子どものスポーツ応援。

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