認知度が高いほど良い?ゴルフレッスンプロの資格
レッスンプロは無資格でもなれる
レッスンプロは資格がなくてもなることができるが、多くのレッスンプロは資格を持っている。その資格の種類はいろいろある。
コンセプトは資格ごとに異なる。資格取得に必要な勉強の種類、時間、労力、費用が異なる。
一般的に最も認知度が高い資格はPGA(日本プロゴルフ協会)。資格としては“プロ”と呼ぶにもっともふさわしいいものとなっている。
ただ、ゴルフ理論に精通している有識者の中にはそのやり方に疑問を呈している人もいる。その疑問は以下の記事の中で紹介している。
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ジェイコブス3D 松本協 著『ゴルフの力学 スイングは「クラブが主」「カラダは従」』(GOLFERS SUPPORT)
レッスンプロの資格
PGA以外の主な資格を紹介したい。
USGTF/United States Golf Teachers Federation
レベル1(初級)からレベル4(マスター)まである。2~5日間の講習と認定試験を受けて、所定の基準を満たす必要がある。
TPI/タイトリストパフォーマンスインスティチュート)
ゴルフ・パフォーマンス向上のためのトレーニングだけにとどまらず、リハビリ、バイオメカニクス、クラブメカニクス、スイング理論など、ゴルファーの体にまつわるあらゆる研究を行うゴルフフィットネスの総合機関として設立された。
松山英樹のコーチをつとめている目澤秀憲コーチはこの資格に感銘を受け、日本では数人しか持っていないレベルのものを取得した。
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松山英樹のコーチ 目澤秀憲 著「目澤MAJIC」(GOLFERS SUPPORT)
JGTO/日本ゴルフツアー機構
日本の男子ツアーの予選会(クオリファイングトーナメント)の1次を通過すると「ツアープレーヤー」となる。1度でも通過すると「ツアープレーヤー」となる。指導スキルに関係なく、ある一定の選手としての技量があることを証明しているもの。
LPGA/日本女子プロゴルフ協会
健全なゴルファーの育成、ゴルフ技術、ルールおよびマナーを研究し、その指導普及を図ることを目的に、1988年LPGAインストラクター資格認定制度を発足させた日本の女子プロゴルフを統括する団体。
資格だけで力量は測れない
資格の有無、資格の認知度やレベルだけでレッスンの力量を測ることはできないが、資格は1つの判断材料にはなるだろう。スクールやレッスンプロを選定する際に見ておきたいポイントだ。
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ゴルフ レッスンプロの資格(GOLFERS SUPPORT)