早朝6時半からの“朝ラーメン”がスタート〈濃厚鶏白湯ラーメンと旨辛麺の二本柱で地元の人々を虜にする〉

ラーメンアンテナ｜福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

8/21(水) 7:01

福岡県福岡市東区の筥松。宇佐、石清水と並ぶ日本三大八幡宮の一つともいわれる「筑前國一之宮筥崎宮」のお膝元で、程近い場所にある〈麺やよかやす〉。創業はちょうど2年前の2022年8月。もともとはお昼と夜の営業で地鶏出汁の効いた鶏清湯スープをベースとした醤油と塩のラーメンを軸に、鶏の旨みをギュッと凝縮させた黄金スープの鶏白湯なども提供するラーメン専門店としてスタートした。そして開業2年を迎えた今年（2024年）の8月、早朝6時30分からの「朝ラーメン」を始動し、営業時間を変更する決断をした。

朝6時半からランチタイムまでの通し営業

2024年8月7日の早朝6時30分から「朝ラーメン」を提供するお店としてリスタート。まだ始まったばかりではあるものの多くのゲストが訪れ、営業時間の終了を待たずに完売する日もあり、連日賑わいをみせているようだ。

現在は鶏白湯らーめんと旨辛麺を提供

今現在は2つのメニューを提供中で、朝びき鶏を6時間炊き上げたという白湯スープの濃厚かつ旨みを凝縮した「鶏白湯らーめん」と、ご主人おすすめの濃厚を謳う「旨辛麺」の二本柱。また将来的には、開業当初から提供していた鶏清湯スープの「醤油らーめん」と「塩らーめん」も考えているそうなので、そちらも楽しみに待ちたい。

朝ラーメンがスタートしてから一週間ほどでの訪問。まだ外は暗い時間帯に目覚めた休日の早朝。お腹が空いて起きたようなもので、どこかに朝ラーメンを食べに行こうと決め、いろいろと検索。福岡市内近郊には「朝ラーメン」できる豚骨系（特に長浜系）のお店はめずらしくないが「鶏白湯らーめん」は久しぶりな感じがしたので〈麺やよかやす〉へ車を走らせることにした。

専用駐車場完備で店内も広々とした空間

店先に到着したのがちょうど開店直後の6時30分で暖簾が掛かる瞬間。お店の前には3台分の専用駐車スペースがあり、店舗裏にももう3台分のスペースがあるようなので車での来店も安心。

店内に入ると広々とした空間の中に大きめの4人掛けテーブルや2人掛け（テーブルの真ん中を仕切る）のお一人様用のテーブル席が複数配置されている、ゆったりとくつろげそうな空間になっている。

入口から入ってすぐの左手にある券売機での選択肢は「鶏白湯らーめん」と「旨辛麺」の2つから。迷うことなく「味玉鶏白湯らーめん」の「青唐辛子のちょい辛あり（別皿）」を選択しテーブル席に座らせていただいた。

待つこと少々、配膳された「味玉鶏白湯らーめん」は、黄金色に輝く濃厚そうなスープにレアチャーシュー、味玉、玉ねぎ、青ネギという色鮮やかなトッピング類で構成された一杯。6時間かけてギュッと凝縮された濃厚な鶏の旨みと風味を感じながらも、キレのある塩ダレのスッキリとした口当たりと味わいで、朝に最適解の食べやすい逸品に仕上がっている。