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【横浜三溪園】観蓮会のお楽しみ!3種の朝ご飯を食べ比べてみた。待春軒はメニューを一新

satochin旅行・グルメ・おでかけライター

横浜を代表する日本庭園「三溪園」。夏の蓮は全国的にも有名で、早朝観蓮会が開催されます。朝のすがすがしい空気の中、咲いたばかりの蓮の花を眺めながらの散歩と共に、多くの人が楽しみにしているのが、観蓮会限定の朝ご飯。園内の3つの茶店でいただける、それぞれ工夫をこらした朝限定メニューを紹介します。

朝7時から入場できる早朝観蓮会

東京ドーム4個分の広い敷地の中で、四季折々の植物が楽しめる三溪園。とりわけ、創設者の実業家で茶人の原富太郎が、蓮を愛好していたことから、大輪の花を咲かせる蓮池は、蓮の名所として全国的にも有名です。

蓮の花は夜明けとともに開花をはじめ、朝7時頃には見ごろを迎えます。そんな蓮の花を楽しんでもらおうと、朝7時に開園し蓮を見学できる「観連会」を、三溪園では毎年7月下旬から8月中旬の週末に開催しています。

2022年は7月22日(金)から8月14日(日)の金・土・日曜日・祝日の13日間限定。入園料のみで、観蓮会への参加は無料。

観連会では蓮を使ったイベントなども行われているので、夏休み中のお子さんを連れて出かけても楽しめますよ。

観連会の早朝限定メニュー

大池
大池

大人の楽しみは、なんといっても観連会限定の朝ご飯。園内の3つの茶店「三溪園茶寮」「雁ヶ音茶屋」「待春軒」で、それぞれ趣向をこらしたメニューがいただけます。

三溪園茶寮

三溪園茶寮「朝がゆ」1,100円(税込)
三溪園茶寮「朝がゆ」1,100円(税込)

三溪園駐車場側の入口を入り、蓮池を鑑賞したあと、大池に沿って歩いていくと「三溪園茶寮」が正面に見えてきます。こちらでいただけるのは「朝がゆ」。

丁寧に炊いた白粥には、蓮根と枝豆、ゆかりがトッピングされています。

お惣菜は、お多福豆・切り干し大根・南高梅梅干し・枝豆・ミニおでん

お味噌汁に浅漬け、あられ、そして小さなデザートは葛饅頭でした。

あられはお粥、お味噌汁、どちらに入れてもおいしそう。

大池の前なので、座る席によっては池を眺めながら食事をすることができます。池の前のベンチに持っていって食べている人もいました。

金曜日は20食、土・日・祝日は80食限定。
8時過ぎには完売していたので、こちらが目当ての人は早めに出かけてくださいね。

雁ヶ音茶屋

三溪園茶寮右手を奥に入り、無料休憩所の横にある「雁ヶ音茶屋」。

雁ヶ音茶屋「中華風がゆ」900円(税込)
雁ヶ音茶屋「中華風がゆ」900円(税込)

こちらでいただけるのは中華がゆ。

ホタテ貝柱、しいたけ、鶏肉入りで旨味たっぷりの特製中華かゆ。

鶏手羽元が1本贅沢に入っています。骨からも良い出汁がでているのね。

クルトンと生姜をトッピング。

ザーサイが良い箸休めになります。

デザートはお饅頭と鈴カステラ。

お饅頭をひと口齧ってビックリ!餡子かと思ったら、なんとチョコレート餡でした!これは嬉しい予想外(笑)

あぁ~、でも、ネタバレしなかった方がこれから行く人は楽しめたかな?

雁ヶ音茶屋の隣は無料休憩所
雁ヶ音茶屋の隣は無料休憩所

中華かゆは数量限定ではないので、蓮の花を観賞してからでも間に合いますよ。

待春軒

待春軒は三溪園茶寮を超えて左に、大池沿いに進みます。前2つのお店に比べると、しっかりとした作りです。

こちらでいただけるのは、「夏の朝ご飯」1,000円(税込)。

玉子焼きの味付けは甘め
玉子焼きの味付けは甘め

ご飯とお味噌汁のお膳と

おからと根菜の煮物
おからと根菜の煮物

お惣菜のお膳がセットになっています。

昨年までは、とろろご飯でしたが、今年から炊き込みご飯に変わっていました。こちらのお店は季節の炊き込みご飯がおいしいと評判なのです。

デザートは黒蜜かんてんです。

こちらは限定100食です。

この季節しか食べられない特別な朝ごはん。週末は少し早起きをして、三溪園に出かけてみませんか?

※記事内のメニューは訪問時のものです。一部変更となる場合もあります。

三溪園
所在地 神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
TEL 045-621-0634
営業時間 9:00~17:00(入園は閉園の30分前まで)
     ※観蓮会の日は朝7時開園
休園日 12月29日、30日、31日
料金 大人(高校生以上) 700円、こども(小学生・中学生)200円
有料駐車場あり 最初の2時間500円、以降30分毎100円 当日最大1,000円
公式サイト 三溪園(外部リンク)

三溪園観蓮会 2022年の開催日
7月22 日(金)、23 日(土)、24 日(日)、29 日(金)、30 日(土)、31 日(日)
8月5 日(金)、6 日(土)、7 日(日)、11 日(木・祝)、12 日(金)、13 日(土)、14 日(日)

三溪園観連会 早朝特別メニュー
三溪園茶寮 「朝がゆ」1,100円  金:20食 土・日・祝日:80食限定
雁ヶ音茶屋 「中華風がゆ」900円
待春軒 「夏の朝ご飯」1,000円 限定50食 7月30日より
朝7時から販売。食材がなくなり次第終了

旅行・グルメ・おでかけライター

おいしいものが大好きで、ご当地グルメをもとめて日本全国47都道府県を制覇。食べログの地図を塗りつぶした旅行ライター。海鮮丼マニアとしてテレビ出演経験あり。 旅先の飲食店以外にもローカルスーパーや道の駅、SA・PAで見つけたご当地グルメを中心に、温泉やホテルも紹介しています。普段のサービスや味を知りたいため、事前許可を取らず、気に入ったら後から掲載許可をもらい、紹介している記事が多いです。許可をもらえるまでしつこいです(笑)。 リアルな旅の記録はXで発信中。 温泉ソムリエマスター/サウナ・スパ健康アドバイザー/銭湯検定4級/チェコ親善アンバサダー

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