初めてのパン屋では必ずクリームパンを買うほどクリームパンが大好きなのですが、今回阪急の駅ナカで美味しいクリームパンを見つけたのでご紹介します。そのお店は「フレッズカフェ 六甲店」。株式会社阪急ベーカリーが運営する「フレッズカフェ（FREDS CAFE）」は全部で5店舗あるのですが、唯一神戸市内に店舗を構えているお店です。

阪急六甲駅の改札口を出てすぐのところにある「フレッズカフェ 六甲店」。店頭にはクリームパン推しのこんなポスターが！

店内にはたくさんの種類のパンが並んでいます。訪れたのは14時頃だったのでなくなりかけているのもありましたけど。

「粗挽きポークウインナー」などの惣菜パンも美味しそう。

春らしい「桜餅あんぱん」や「こだわりのたっぷりあんぱん」「コーンクリームパン」などもありますね。

映える見た目の「ショコラロール」に「カフェデニッシュ」も気になる！

でも、今回のお目当てはコレ！
「こだわりのたっぷりクリームパン」です。見た目は普通のクリームパンっぽくないですね。こんがり焼き目が食欲をそそります。

あと、こちらの「クリーム生ドーナツ」。シリーズ累計販売数が20万個突破した人気商品です。

「フレッズカフェ 六甲店」は、ベーカリーだけじゃなくカフェもあるので、購入したパンはこちらでもいただけますよ。

家に持ち帰って実食！

まずは「クリーム生ドーナツ」から。この商品は、イタリアの伝統的なドーナツ「ボンボローニ」にインスピレーションを受けて2022年の6月に誕生した商品。「ボンボローニ」はイタリアでは朝ごはんに登場するほど親しまれている揚げドーナツのようなお菓子のこと。

まずドーナツ生地はふわっふわの食感。ドーナツにはなめらかなカスタードホイップがたっぷり詰められていて、2つに割るとクリームが溢れ出てきます。一見濃厚で重そうですが意外とあっさり軽め。すごく口溶けがいいですね。パクパクいけちゃいます。

チョコは甘さ控えめでビター。濃厚なチョコクリームとホイップクリームを混ぜ合わせたクリームです。どちらもこれからの季節は冷やして食べるのもいいかも。2時間以上しっかりと冷やすとシューアイスのような食感になって、中のクリームの濃厚さが際立ちます。

次は、2023年1月から販売されている「こだわりのたっぷりクリームパン」。あれ？これさっきの店頭に陳列されていた写真と違う？？ いえいえ、同じです。アーモンドがトッピングされているほうが上なんですが、上下逆にお皿に載せてしまいました。すみません。

こちらの特徴はクリームの濃厚さ。「クリーム生ドーナツ」のクリームとは違いねっとり濃厚なカスタードクリームになっていて、卵のコク、ミルク感も感じられます。とにかく濃厚な味のクリームパンが食べたいという方には、こちらをおすすめ！ 端っこまでたっぷり詰まっているのもいいですね。

この濃厚さは、岡山県の蒜山（ひるぜん）産ジャージー牛乳が原料だから。ジャージー牛乳は、見た目にうっすらと黄色がかっているのでゴールデンミルクとも呼ばれている高価な牛乳。搾乳量もホルスタイン種の7割程度しかありません。飼育頭数が圧倒的に少なく希少な乳牛なんですね。

その希少なジャージー牛乳と香り高いバニラペーストで作られた自社製カスタードが、この濃厚さを生み出しています。パン生地は、北海道・美瑛（びえい）産の「ゆめちから」と「きたほなみ」をベストバランスでブレンドした特製小麦を使用。こだわりが詰まってますね。

左が「クリーム生ドーナツ」、右が「こだわりのたっぷりクリームパン」。クリームの違いがわかりますよね。まさにクリームにとことんこだわっている「フレッズカフェ（FREDS CAFE）」のクリームパンは、クリームパン好きな方に是非食べていただきたいです。

ドーナツと同じカスタードホイップが使われた商品としては、この「カスタードデニッシュ」もあります。

クリームパン以外では、この「カフェデニッシュ」と「桜餅あんぱん」も美味しかったですよ。

「桜餅あんぱん」はパンの中に桜餅が入ってます。餡だけじゃなくちゃんともち米の部分も入っているのがいいですね。

私は常々、「クリームパンが美味しいパン屋さんは他のパンも全部美味しい！」と思っているのですが、「フレッズカフェ（FREDS CAFE）」はその法則（？）に合致。クリームパン好きにおすすめのベーカリーです。

ちなみに神戸以外も含めると、今まで食べて一番美味しかったのは、尼崎にある「バックハウス・イリエ」ですね。クリームがたっぷり詰まっているので持つとどっしり重く、クリームがとろっとろ。生地の部分が薄くそのまま袋に入れると割れてしまうので、紙袋の下にボール紙を敷いて保護する形で渡されます。こちらは、神戸阪急の地下1階にもお店がありますよ。

今後も美味しいクリームパンを見つけたらご紹介させていただきますので、パン好きの方はプロフィールのところにあるフォローボタンをポチッとしていただけると嬉しいです。お読みいただき、ありがとうございました。