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ウィズコロナへと動き始めた国際マーケット現場カンヌMIPCOM

長谷川朋子テレビ業界ジャーナリスト
ウィズコロナに対応するカンヌMIPCOMの会場。

 2年ぶりにフランス・カンヌ現地で世界最大級の番組コンテンツ見本市MIPCOMが開催されたが、日本から渡航を検討するのはまだ厳しい現実もある。主催のRXフランスはテレビ業界最大のオンラインプラットフォーム「OneMIP」を立ち上げることを発表し、ハイブリッド式のコンテンツビジネスの在り方へとシフトし始めている。

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テレビ業界ジャーナリスト

1975年生まれ。放送ジャーナル社取締役。国内外のドラマ、バラエティー、ドキュメンタリー番組制作事情をテーマに、テレビビジネスの仕組みについて独自の視点で解説した執筆記事多数。得意分野は番組コンテンツの海外流通ビジネス。仏カンヌの番組見本市MIP取材を約10年続け、日本人ジャーナリストとしてはこの分野におけるオーソリティとして活動。業界で権威あるATP賞テレビグランプリの総務大臣賞審査員や、業界セミナー講師、行政支援プロジェクトのファシリテーターも務める。著書に「Netflix戦略と流儀」(中公新書ラクレ)、「放送コンテンツの海外展開―デジタル変革期におけるパラダイム」(共著、中央経済社)。

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