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成長するアジアのメディア市場~APOS2024レポート①

長谷川朋子テレビ業界ジャーナリスト
APOS2024オープニングキーノートより(筆者撮影)

 アジアのメディア事情は複雑だが、どの国においてもYouTubeやSVODの台頭によって変化が起こっていることは間違いない。そんなアジアのエンターテイメントメディアの現状を捉え、未来を見据えるビジネスサミット「APOS」が9月24日~26日の3日間、インドネシア・バリ島で開催され、現地参加した。アジアのメディアの現在地から報告する。

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テレビ業界ジャーナリスト

1975年生まれ。放送ジャーナル社取締役。国内外のドラマ、バラエティー、ドキュメンタリー番組制作事情をテーマに、テレビビジネスの仕組みについて独自の視点で解説した執筆記事多数。得意分野は番組コンテンツの海外流通ビジネス。仏カンヌの番組見本市MIP取材を約10年続け、日本人ジャーナリストとしてはこの分野におけるオーソリティとして活動。業界で権威あるATP賞テレビグランプリの総務大臣賞審査員や、業界セミナー講師、行政支援プロジェクトのファシリテーターも務める。著書に「Netflix戦略と流儀」(中公新書ラクレ)、「放送コンテンツの海外展開―デジタル変革期におけるパラダイム」(共著、中央経済社)。

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