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大谷翔平がオールスターの1打席目に対するのは3年前のサイ・ヤング賞投手。過去の対戦結果は…

宇根夏樹ベースボール・ライター
コービン・バーンズ(ボルティモア・オリオールズ)Jul 10, 2024(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 今年のオールスター・ゲームは、コービン・バーンズ(ボルティモア・オリオールズ)とポール・スキーンズ(ピッツバーグ・パイレーツ)が先発マウンドに上がる。

 バーンズは、3年前のサイ・ヤング賞投手だ。当時はミルウォーキー・ブルワーズにいて、昨オフのトレードでオリオールズへ移籍した。

 スキーンズは、昨年のドラフト全体1位だ。オールスター・ゲームの先発登板については、こちらで書いた。

「オールスター先発登板のルーキーはバレンズエラや野茂に続く5人目。過去4人は誰に投げ、その結果は!?」

 各リーグのスターティング・ラインナップ(と今シーズンのスタッツ)は、以下のとおり。

筆者作成
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 大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は、「2番・DH」として、1回表にバーンズと対戦する。これまでの対戦は、昨シーズンの4月29日に3打席。結果は、一塁ゴロ、シングル・ヒット、二塁ゴロだ。一塁ゴロは、3-6-1の併殺打。ヒットは、一塁手と二塁手の間を抜けるゴロだった。

 大谷とバーンズは、オールスター・ゲームでも対戦している。2021年の3回表に、バーンズが大谷を一塁ゴロに仕留めた。ちなみに、バーンズは、大谷の次の打者、ブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)にホームランを打たれた。ゲレーロJr.は、5回表の二塁ゴロで2打点目を挙げ、MVPに選ばれた。

 なお、大谷は、過去3度のオールスター・ゲームで、2度ずつ打席に立っている。

 2021年の1打席目は、相手がマックス・シャーザー(当時ワシントン・ナショナルズ/現テキサス・レンジャーズ)で、結果は二塁ゴロ。2022年は、1打席目にクレイトン・カーショウ(ドジャース)からシングル・ヒットを打ち、ジョー・マスグローブ(サンディエゴ・パドレス)と対戦した2打席目は四球で出塁した。昨年は、三振と四球。相手は、ザック・ギャレン(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)とアレックス・カッブ(サンフランシスコ・ジャイアンツ)だった。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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