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【和歌山/白浜】リピーター続出!南紀白浜で美味い”中華そば”が食べたければココに行け

旅人間はらぺこライター

はらぺこライターの旅人間です。今回は和歌山県の南紀白浜から食レポです。白浜と言えばアドベンチャーワールドのパンダや白く美しいビーチを持つ関西屈指の観光地。美しい景色にテーマパーク、温泉、海の幸にも恵まれている場所。

そんな旅の〆に立ち寄りたい中華そばの専門店がある。

この店の名は白浜笑福という。JR白浜駅から車で南へ2分ほど、歩けば15分くらいだろうか?県道214号沿いにある小さな店だ。

駐車場は店の裏にある。その駐車場というのが「えっココなの!?」と2度見してしまうような個性が面白い。一般的な店舗の駐車場とは違う。いわゆる店主の自宅前、建設会社の倉庫前を利用する。そして、自宅の敷地内を通って表通りに出て店内へ…。なんだか不思議な気分になる。

ちなみに、手書きで目立つように「白浜笑福駐車場」と書かれている。ここに店主の人柄を感じさせられる。

店主にお話を聞けば、「趣味のバイクで色々と食べ歩くうち、自分でこだわりの店を作ってしまった」というのだ。2017年のオープンから日本全国からお客がやってくるようになり「毎日が楽しい」と話す店主ご夫婦。

特に奥さんは話だすと止らない性格のようで、明るくてサッパリしてる。「そりゃ~ファンも増えるよな」と率直な私の感想。何度もリピしたくなる店。もはや知る人ぞ知る隠れた名店と言えるだろう。

「白浜笑福」の中華そば&焼き飯

和歌山の”中華そば”は「和歌山ラーメン」と呼ばれ親しまれている。日本全国のご当地ラーメンブームの火付け役でもあり、和歌山市内は週末にはラーメン目的で県外からも多くの人がやって来る。一般的に豚骨醤油が多い。

同店は我流で試行錯誤し味を完成させたという。もちろんモデルとした店があり、アドバイスももらったそうだ。それは和歌山の中華そばを語るうえでは外せない名店の直系筋とだけ書いておこう。

実を言うと…

最初はシンプルに”中華そば”を単品注文しようと思っていた。しかし、厨房からカラカラカラ!ゴンゴンゴン!とチャーハンを炒める軽快な音が…。

無駄のないテンポの良さ、店内に充満する鼻を刺激する香り、食欲を刺激する。ついつい「特製中華そば」と「ミニチャーハン」を注文してしまった。

「ミニチャーハン」はアツアツで期待を裏切らない。

勝手な主観で感想を言えば…同店は全体的に少し薄味。旨味で勝負している。そこが気に入った!実に深みある味付けである。同店でチャーハンは外せない。

そして「特製中華そば」はチャーシューたっぷり。

スープは見た目とは異なりアッサリしている。とても食べやすい。それにメンマの美味さにビックリ!これは手作りされてるそう。

和歌山の王道の味とも言える豚骨醤油、名店の味をベースにラーメン好きがこだわって作った独学による渾身の一杯。お見事です。

とても食べやすくペロリといける。

和歌山ラーメンと言えば、市内の店が目立つが、いやいや…白浜にも歴代の名店に負けない店が存在しているのだと改めて感じた。

南紀白浜を旅行して「和歌山のご当地ラーメンを食べて帰りたい」って時はチェックして欲しい。ここは店主の人柄も味も印象に残る素敵な店ですよ。

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白浜笑福(しらはま しょうふく)
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町堅田489−1
電話番号:090-7889-1757
営業時間:11:30〜14:00/17:30〜21:30
定休日:月曜
公式ホームページ(外部リンク)
公式instagram(外部リンク)
地図(外部リンク)

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はらぺこライター

旅行好きのライター。各地に伝わる伝説や民話、古くから地元で大切にされているモノを親しみやすく紹介したい|地元で人気の食堂やレトロな喫茶店巡り|”思わずクスッと笑ってしまうような”珍スポット探し|目標は個性的でヘンテコな旅本の出版|フォローして頂けたら嬉しいです。

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