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「繊細なのに社交的?」繊細で敏感なHSPの意外な一面!あなたはどのタイプ?

保育士ごんちゃん保育士/チャイルドカウンセラー

こんにちは!保育士ごんちゃんです。

「無理しない育児」をモットーに、保育士として地域の子育て支援事業に従事しながら、オンラインでも育児に関する情報発信をしています。また教員養成大学の研究センターで研究員として子どもの自立について研究中です。

そして私も現役の子育て世代で、3人姉弟の育児に日々奮闘しています。

あなたは、HSPの4つのタイプを知っていますか?

私がHSP気質を自覚したきっかけ

私は以前からHSP気質を自覚している話をよくするのですが、今回はそんなHSP気質の中の4つのタイプについてのお話をしたいと思います。

HSPというのは、Higly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の頭文字を取った概念で、アメリカの心理学者の方が提唱されたものです。

日本では「繊細さん」や「人一倍敏感な人」などのような訳され方をして、色々な書籍やテレビでも目にしたり目にしたりすることが増えてきていますよね。

私も大人になってから自分はHSPではないかと自覚したうちの1人です。

私がこのHSP気質を知るきっかけになったのは、HSCを知ったのが先でした。「敏感で繊細な子がいる」というのを何かの機会で知ったのが始めだったような気がします。

HSCの子の特徴や特性を知るにつれて、これは私の幼少期にも当てはまるのでは?と思ったことがキッカケでした。

私が小学生の時につけていた日記を読み返すと、繊細さや敏感さ、完璧主義な部分がたくさんあったんです。そこで自分の実感としても「私ってもしかしてHSCだったんじゃないか」という気づきがありました。

実際、私の母に聞いた話でも、乳幼児期はとてもよく泣いていたというエピソードがありますし、徐々に自覚していき現在自覚して数年になったところです。

このHSPが日本では「繊細さん」や「人いちばい敏感な人」と言われて知られていることが多いからか、実は私自身はあまりそういう風に見られないことが多いです。

というのも、私はリアルなコミュニティや特に初めましての人には、絶対「自分がHSPだ」とは言わず、気付かれないように振る舞ってきたからです。

これまでの人生でも、できるだけ自分の心の弱さや傷つきやすさは見せないように生きてきました。

今でこそ、こういった発信の場でHSPということを言うようになりましたが、それは発信の場だからこそです。

普段のリアルな世界ではあまり言うことがなく、本当に気心の知れた友達に言うくらいでした。
このように自分からカミングアウトすることはまずないですし、私の行動を見ていても「あまり繊細な人や敏感な人が取るような行動とは思えない」と言われることがあります。

HSPのタイプ診断!私はHSS型HSEという結果に

それがなぜか考えてみると、確かに繊細や敏感と言われると内向的な人が多いのかな?というイメージを持たれがちだからです。

HSPの人に占める内向型、外交型比率で言うと、内向型が7割、外交型が3割だと言われています。

そしてさらに刺激を求めて生きている人と、刺激は求めずに生きている人とに分けられるので、4つのタイプに分類できます。

それで言うと私はまさに外交型で、刺激を求めるタイプのHSPで、専門用語ではHSS型HSEと言われます。

そのため一般的にHSPと聞いて思い浮かべるタイプは、内向型のHSPっていうことになって「内向型だけど刺激を求める人」はHSS型HSP、「外交型だけど刺激は求めない人」はHSE、最後に私のタイプである「外向型だし刺激も求める人」はHSS型HSEと言うのですね。

こちらの表を参考にしてみてください。

刺激を求める外交的なHSPは勘違いされやすい?

このHSEというのは外交型のHSPのことを指す言葉ですが、HSEの特徴としては「繊細だけど外交的な気質を持つ人」が挙げられます。

具体的に言うと、チームワークを必要とする作業が好きだったり、人と会ったり話したりすることで元気になれたり、 1人になると不安になるから家に閉じこもることを嫌ったり、自分の気持ちを誰かとシェアしたいという気持ちがあるそうです。

たしかに私もこのタイプで、割と人と会ったり喋っている方が元気になるし、家に閉じこもるよりは外に出た方が元気になります。

今までの人間関係も、そうやって人と会ったり話したりすることを楽しみながら構築してきました。

そして、これが単にHSEではない外交的と言われる人とどう違うのかというと「HSPに共通する4つの特徴を持っている」というのが挙げられます。

これはDOESと書いてダズと言いますが、深く処理すること、過剰に刺激を受けやすい、感情の反応が強く特に共感力が高い、些細な刺激を察知するなどの特徴を持っている外向的な人はHSEになります。

そして、今話した内向的か外交的かというタイプに加えて、刺激を求めるかそうでないかでもタイプが分かれるそうです。

刺激を求めるタイプは、好奇心旺盛で新しいものや冒険好きで、刺激を求め退屈さを嫌う特徴があります。

以上の特徴からHSPとHSSは対照的に見えますよね。

HSPは敏感ですし、繊細であまり刺激されたくないのではと思いませんか?

しかしHSSは刺激を求める人のことを言うので、両方を合わせ持つタイプの人もいます

私はおそらくそのタイプで、書籍や診断テストなどで言われる特徴ではHSS型のHSEに当てはまり、刺激を求める外交的なHSPではないかと思っています。

私みたいな人は行動だけを見ると繊細さや敏感さが分かりにくいことも多いそうです。

好奇心旺盛で色々なことを楽しんでいるように見えたり、心で思ってることや感じていることを話さない限りは、繊細な人には思われない人生だったと思います。

実際、人に「繊細だ」と思われるのも嫌だったので、リアルな社会ではなるべく悟られないようにして生きてきました。

HSPのタイプを意識することで生きやすくなる

私には今こうして発信できる場所があり、話せるようになったことがひとつの救いになりました。

私にとっては勇気のいる行動ではありましたが、そのおかげで同じようなタイプの方とたくさん繋がれたので良かったと思っています。

私は最初HSPしか知りませんでしたが、HSPの中にも色々なタイプがあり、特にこの4つのタイプを意識するようになったことでますます生きやすくなりました

確かに私は繊細で敏感なところはありますが、刺激を求めて生きていきたいし外交的でもあるということなので、人と話したり、人と会うことを避けてしまうとあまり良くないそうなんです。

でもどんなに好きな人と会ったり遊んだり、楽しいことをした後はどっと疲れてしまうことが多くなってしまいます。

そのため予定を詰め込まないようにすることで調整したり、 1日中外に出てたくさん遊んだ後はしっかり寝たり、頑張りすぎないようにしています。

自分の大切にしたいことや、やりたいことはやりつつ、自分の元々持った繊細さや敏感さによって疲れも出やすいので、そこをしっかりケアできるようにしたいと思っています。

こう思うようになって、自分への理解が一歩深まった気がしているのでこの4つのタイプ診断を知ることができてよかったです。

また、HSCのお子さんに対しても、この4つの気質があることを頭に入れておくと対応や理解が深まっていいのではないかと思っています。

特に私のように刺激を求めるし、外交的で外で遊んだり人と関わることは好きだけど、繊細で敏感なタイプの場合は子どもにとっては、家などのどこか落ち着く場所が1つあることがとても大事です。

表に現れる行動と内面で感じたことが矛盾することが多いので、子育てでも安心して本当の気持ちを打ち明けられる関係を築くことがとても大事だなと感じています。

家庭が安心できる環境であれば、外の社会で疲れてしまっても心身ともに癒せますよね。

ですので特に私のようなタイプのお子さんを子育て中の方は「できるだけ家では頑張らせないようにしよう」というのが1つの子育ての指針にもなり得ます。

今回はHSPの大人にとっても、HSCのお子さんを子育てする親にとってもこのHSPの4つのタイプを理解するのは大切だと思い、紹介させていただきました。

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今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう!

保育士/チャイルドカウンセラー

国立大学で子どもの自立支援について研究中の子育て支援保育士。九州大学教育学部卒。2019年2月に女の子、2021年11月、2023年10月に男の子を出産した3児の母。HSP(Highly Sensitive Person)の気質を持ち、人生で2度のうつ病を経験。現在はがんばりすぎるのをやめて「無理せず自分らしく」がモットー。育児のお役立ち情報やライフハック、子どもと楽しく過ごすための遊び心などを発信。

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