明日のお金に困りおうち起業した私がやってきたお金の不安を消す方法
こんにちは!保育士ごんちゃんです。
「無理しない育児」をモットーに、保育士として地域の子育て支援事業に従事しながら、オンラインでも育児に関する情報発信をしています。
そして私も現役の子育て世代で、3人姉弟の育児に日々奮闘しています。
今回は、借金の絶望を乗り越えながら私が実践してきた「お金の不安を消す方法」について紹介します。
あなたはお金の不安、ありますか?
私は結構お金にトラウマがあるタイプです。というのも、私が在宅ワークを始めた1つの大きなきっかけがお金が崖っぷちになったことでした。今は在宅ワーク歴6年目になりましたが、その間幾度となくお金の不安と向き合ってきています。
今回はそんな崖っぷちだった私が、どうやってお金の不安と向き合って、できるだけ不安をなくすようにしていけたかについてお話ししていきたいと思います。
あなたはお金の不安がありますか?
全くないという方がいたら、どうやってその不安をなくしたかぜひ教えてほしいです。
きっと多くの方は、何かしらの不安はあるのではないかと思います。
それが直近の不安じゃないとしても、例えば将来子どもが大きくなった時の進学費用や自分たちの老後資金を考えると、未来に対しての不安というのはもちろん私にも、誰しも何かしらあるのではないでしょうか。
以上のことからまず1つ思うのは「そういう不安はあるものなんだ」と思ってうまく付き合っていくことが大事だということです。
実際に私自身の人生を振り返っても特にこの5、6年に関して最初の方は、今よりもっともっとお金に対して不安がありましたが、だんだんその不安を自分でコントロールできるようになってかなり変わってきました。
そんな私が意識してきてよかったと思うことを3つのポイントに分けてお伝えします。
不安に思っていることの約97%は起こらない?
まず1つ目は「不安の約97パーセントは起こらないということを知る」ということです
これには諸説ありますが、人が不安になって考えることの約97パーセントは実際には起こらず、仮に起こったとしても大半は想定したよりもいい結果であるという研究結果が紹介されています。
つまり、人が考える大半の心配ごとは取り越し苦労で杞憂だということになりますね。
ただ、人は「何かあったらどうしよう」と考えてしまう生き物なので、解決策の1つとしては「今に集中して、今にフォーカスして生きる」ということが大事です。
人は過去や未来に意識が飛ぶと、とても感情がネガティブになっていってしまうんです。
特に過去のことを考えすぎると「あの時あんな風にしたからこうなってしまった」や「あの時こうだったからしなければよかった」というように後悔が大きくなっていきます。
そして一方、未来に意識が飛んでいるとだんだん不安になってきます。
未来をワクワク思い描けるのであればいいですが「ああなったらどうしよう」「こうなったらどうしよう」という心配や不安は、未来に対して起こってもいないことをあれこれ想像してしまうあまりに出てくるネガティブな感情です。
そしてそれは、お金についての不安も同じように言えます。
未来という先の長さには色々あると思いますが、例えば「今月末お金が足りなかったらどうしよう」「来月、1年後こうなったらどうしよう」と短期で見える不安もあれば、もっと長期で考えると「子どもの進学費用」や「自分たちの老後資金」などと考え始めると、キリがないんですよね。
だから私も未来に意識が飛びすぎてどうしようと不安になってきた時は、一旦今に意識を戻す練習をずっとしてきました。
そして確かに不安はあるけれども「今自分は在宅ワークができている」「全く収入を得られない状況ではない」というように、今のことを考えてみるようにしています。
こうして未来の不安でいっぱいの時は、見えていない今あるありがたい状況に一度目を向けてみると、少し不安が和らいでいきました。
不安な気持ちを掘り下げてみよう
2つ目は、そうやって今に集中して、今あることにフォーカスしても不安が消えない状況であれば「不安をもっと言語化する」ことです。
不安というのは「不安だ、不安だ」と漠然と不安な状態が1番不安になってしまいます。
「不安な状態」というのは、脳科学で言うと脳の扁桃体という部位が興奮している状態と言われています。
その扁桃体の興奮を沈めれば不安な気持ちが落ち着いていくのですが、その扁桃体の興奮を和らげるために有効なのが言語情報です。そのため言語化することがとても大切で、不安を和らげる要素になります。
「不安だ」という気持ちをまず掘り下げて「何がそんなに不安なのか」ということに対して自分で言語化するんですね。
例えば「来月の支払いが足りるかどうか不安」だとしたら、では「実際その足りない金額はいくらなのか」というのをもっと具体的に言語化していきます。
言語化でもあるし見える化とも言えますが、それが見えていない状態で「なんとなくお金が減っていくのが不安」や「貯金を切り崩すのが不安」という状態だと貯金がいくらあってもずっと不安です。
貯金が減っていってマイナスになったり、もう生活ができないレベルでお金がないという状態が一番最悪な状態だと思いますが、じゃあそうなるのかと言ったら、多分ならないのではないかと思うんです。
私のように明日のお金にも困っている時は、本当に足りない状況が起こっていたので「じゃあどうするか」と対処法を考えていきました。
収入に対して支出が多ければ、支出の方を減らすように考えていけないかというのも1つですし、もうどうやったって足りないのであれば生活全般を一度見直す必要があります
一時的に足りない状況で、将来的には収入が増える可能性があるということであれば、一時的にどこかから借りることはできないか?と考えることもできますよね。
こうしてまず自分が抱えている不安をしっかり言語化することで具体的な対処法としてカバーすることができます。
そうすると状況がより具体的になっていきますので、それに対して対処法を準備するようにしていくと、もっと不安が和らぐのを実感できると思います。
お金をコントロールする
3つ目は「お金に対して自分でコントロールできることを増やす」ということです。
私もこれまで在宅ワークをやってきて、企業に勤めるリモートワークと、フリーランスで業務委託を受ける働き方と、自分の商品やサービスを販売する働き方と全てやってきた中で、自分でコントロールできることを増やしていった結果、だんだんと不安がなくなって安定していきました。
具体的に言うと一番はやはり自分のサービスをしっかり設計したところだと思っています。
在宅ワークと一言で言っても、色々な働き方がありますよね。
そもそも所得の形態が給与所得なのか事業所得なのかでも違ってきますし、固定の給与がもらえるのか、それとも変動するのか、あとは売り上げや収入に上限があるのかないのか、それもお金の不安に関係してくるところだと思います。
私の場合は、収入の見通しが0だと余計に不安になってしまうので、0の月が出ないように給与所得での働き方もやめずに自分のやりたい仕事をしながら、その一方で自分の事業としても上限なく売り上げをつくっていけるような働き方がしっくりくるし、自分としては不安が薄まります。
このように、自分でできるだけコントロールできることが作れないか考えていくのもいいと思います。
そうやって自分でコントロールできることが増えれば増えるほど、貯金が少なくなっても、大丈夫だという感覚になっていきました。
これが私が独身の頃に、外に働きに行く、決まった給料の中で働くサラリーマンをやっていた時や企業在宅ワークの駆け出しだった頃と全く違う感覚です。
決まったものしかもらえない状態の自分だとその中でなんとかやるしかありませんが、自分で作り出すことができるようになっていってから、かなり感覚が変わってきました。
だからこそ、お金に対して自分でコントロールできることを増やすというのがとても大事な視点だったと思っています。
私ほど追い込まれたことがある人はあまりいないかもしれませんが「収入が増えたらいいな」や「お金の不安をなくしたい」と思っている方は多いと思うので、少しでも何かのヒントになればと思い、今回はこの話をさせていただきました。
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今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう!