かつて伊豆・駿河・甲斐・相模など10の国が見渡せることからその名がついた「十国峠」。ケーブルカーでのぼれる峠の山頂からは、今も360度の絶景を眺めることができます。さらに2022年8月には山頂エリアが大幅リニューアル。フォトスポットとご当地グルメが楽しめるようになりました。

十国峠パノラマケーブルカーで山頂へ

箱根と熱海の中間にある十国峠。伊豆・駿河・遠江・甲斐・信濃・相模・武蔵・上総・下総・安房の10の国が見渡せたことから、その名がついたと言われています。今の静岡・山梨・神奈川・東京・千葉ですね。

カーブが連続する峠を上りきった先には、ドライブイン「十国峠レストハウス」があり、ここでひと休みする人も多いことでしょう。レストハウスは2022年11月10日より「森の駅 箱根十国峠」とリニューアルしました。

「森の駅 箱根十国峠」からは、十国峠パノラマケーブルカーを利用して簡単に十国峠の頂上、標高766 mの日金山の山頂まで行くことができます。ケーブルカーの車両は1955年（昭和30年）製。1956年のケーブルカー開業時から使われてるレトロな車両です。

片道3分。運賃は往復で大人730円、こども370円。ペットは200円です。上るときは左側に座ると、富士山が見えてきますよ。

PANORAMA TERRACE 1059で絶景を楽しむ

十国峠の山頂、フォトスポット満載の「PANORAMA TERRACE 1059」は、2022年8月11日オープン。

冬は空気が澄んでいるので、富士山がくっきりと見えます。

かつての国の名前が書かれた矢印は、方向を示すだけじゃなく、絶好のフォトスポット。

ハンモックのベンチは、座って景色を眺めるのも良いですが、寝ころぶと目の前いっぱいに空が広がって感動しますよ。不定期でナイトツアーも開催されています。満天の星空、いつか見てみたい！

ただぼ～っと景色を眺めているだけでも、きれいな空気ときれいな景色で心が浄化されていきます。

TENGOKU CAFEでご当地グルメを味わおう

絶景を楽しんだあとは、2022年8月11日にリニューアルオープンした「TENGOKU CAFE」でひと休みしましょう。

静岡のご当地グルメが味わえる、“ひと工夫あり”のメニューが揃っています。

ホットコーヒーはフジヤマコーヒー。
ホットカフェラテはフジヤマコーヒー＋丹那牛乳。
地元函南町の丹那牛乳は、ホットミルクでもいただけます。

TENGOKU抹茶パフェは、抹茶バウムクーヘンに抹茶ソフトクリーム。もちろん、静岡産の抹茶です。

静岡のふるさと納税返礼品にも選ばれている、雅正庵の生クリーム大福「鞠福濃い抹茶」が半分ドーンと乗っている豪華なパフェ。ぷるぷるもちもちの羽二重餅に包まれた餡子と、濃厚な抹茶クリームが口福。

絶景を眺めながら食べると眼福＆口福で、幸福感が二倍…いや、五倍くらいに感じます。

抹茶のソフトクリームも抹茶が濃厚で、程よい苦みが甘さを抑え、いくらでも食べられそう。

マストバイは峠チュロス

他にも静岡茶を使用した「TENGOKUモンブラン」（1000円）や、カラフルなポップコーンがカップに入った「1059ポップコーン」（550円）など、気になるメニューがたくさん！海苔がかわいいピングーの顔になった「PINGUおにぎり」（360円）もオススメ！

そして、ほとんどの人が購入していたのが、峠チュロス（500円）。

これは映える！

しかも、モチモチでおいしい！

ここでの撮影には必須アイテムです（笑）

絶景とグルメを楽しむ旅！このお休みは十国峠にドライブに出かけませんか？