ブルース・スプリングスティーンの娘が、ジョブズやゲイツ娘を抑えて、東京五輪出場権を勝ち取る
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アメリカを代表する人気歌手で、レコードとCDの総売上枚数が1億枚を超えるブルース・スプリングスティーン(71歳)の娘、ジェシカ・スプリングスティーン(29歳)がアメリカ代表として東京五輪の出場権を獲得したことが明らかになった。
気になる競技だが、ジェシカが代表権を獲得したのは馬術。7月6日(日本時間7日)の朝に、アメリカ代表チームの一員に選ばれたことをインスタグラムで明かした。
物心ついたときから夢見ていたことです。これを実現させてくれたチーム、友人、家族に感謝の気持ちは尽きません。私たちは東京に向かいます!!! このチームの一員として、ローラ・クラウト、ケント・ファリントン、マクレイン・ワードと一緒に活動できることを光栄に思います。この旅に一緒に参加したいと思う馬は、世界中にドン以外にはいません。ドン、あなたは私の一生ものの馬です。Let's go USA!
![東京五輪代表に選ばれたことをインスタグラムで発表したジェシカ・スプリングスティーン(本人のインスタグラムより)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/kiyoshimio/00246748/image-1625608176315.png?fill=1&fc=fff&fmt=jpeg&q=85&exp=10800)
5歳で乗馬を始めたジェシカは、デューク大学在学中だった2012年にロンドン五輪のアメリカ代表チームの補欠に選出。2016年のリオ五輪は代表から漏れたが、その頃から「アメリカ代表として東京五輪に出る」と目標を口にしていた。
ジェシカは相棒のドン・ファン・デ・ドンクへーべに騎乗して、東京でメダル獲得を目指す。
アメリカの障害馬術は東京五輪でもメダル候補で、リオ五輪では障害飛越団体で銀メダルを獲得。今回も代表メンバーに選ばれたケント・ファリントン、マクレイン・ワードはリオ五輪の銀メダリスト。ワードは2004年アテネ五輪と08年北京五輪でも同種目で金メダル獲得に導いており、ローラ・クラウトは北京での優勝メンバー。東京が五輪初出場となるジェシカは、過去の五輪で金メダル3つ、銀メダル2つを獲得しているベテラン3選手とチームを組む。
馬術のアメリカ代表を競ったメンバーにはジェシカ以外にも有名人の子供が多く、スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、マイケル・ブルームバーグ、スティーブン・スピルバーグらの娘がいる。
ジェシカ・スプリングスティーンは世界ランキング27位で、イブ・ジョブズは191位、ジェニファー・ゲイツは440位。
フロリダ州ウェリントンは「乗馬の聖地」と呼ばれるが、ビル・ゲイツは娘のために2016年に約40億円の別荘を購入。同じ年にスティーブ・ジョブズ婦人も同地で16億の別荘を購入した。
ブルース・スプリングスティーンも2008年に同地に4億円の別荘を購入して、娘のスキルアップに協力してきた。
現在はニューヨークで「スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ」公演を上演中の「ザ・ボス」だが、五輪期間中はちょうど公演を休んでいるが、日本への入国は難しいために、東京へ応援に行くことはできなさそうだ。