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「内臓脂肪」が蓄積するとどうなる?-40代を超えたら気をつけたい"内臓脂肪の特徴"とは!-

ご覧いただきありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は「内臓脂肪が蓄積するとどうなるのか?」解説していきます。

内臓脂肪ってなに?

内臓脂肪は、腸を覆おう「腸管膜ちょうかんまく)」にある脂肪のことです。

似たようなものに「皮下脂肪」がありますが、これは皮膚の下にある脂肪のことです。

また、内臓脂肪は「肝臓に溜まった脂肪」のことだと思っている方もいますが、肝臓に脂肪がたくさん蓄積した状態は「脂肪肝」です。

なので、内臓脂肪=脂肪肝ではないので注意しましょう。

内臓脂肪が蓄積するとどうなる?

内臓脂肪型肥満は、皮下脂肪型肥満に比べて、生活習慣病の発症リスクを高くします

というのも、内臓脂肪は「悪玉アディポサイトカイン」を多く分泌するからです。

悪玉アディポサイトカインには、炎症を起こす「TNF-a」、インスリンの効きを悪くする「レジスチン」、血栓をできやすくする「PAI-1」などがある。

例えば、内臓脂肪がたくさん蓄積する。

悪玉アディポサイトカイン(TNF-a)の分泌が増加し、炎症が起こりやすくなる

膝痛肩関節周囲炎五十肩)・腰痛などが起こりやすくなる。という繋がりもあります。

「惹起(じゃっき)」…何かを起こすきっかけのこと。ここで「炎症を引き起こす」という意味。
「惹起(じゃっき)」…何かを起こすきっかけのこと。ここで「炎症を引き起こす」という意味。

そのため、内臓脂肪の蓄積による肥満は、骨や筋肉への負担が増えるだけではなく、体内の様々な面から悪影響が起こるわけですね。

内臓脂肪を減らすために

内臓脂肪を減らすために、やはり大切なのが「食生活」と「運動習慣」です。

◎食生活

  • 脂質や糖質を摂り過ぎない
  • 質の良い油(オメガ3-脂肪酸など)を摂る
  • よく噛んで、早食いをしない(満腹中枢を刺激する)
  • 食物繊維をしっかり摂る(食後高血糖の予防)など

◎運動習慣

  • 適度な有酸素運動(基礎代謝の向上・体脂肪を減らす・インスリンの効きを良くする)
  • 筋力の向上(太りにくい体をつくる)
  • 膝痛などがある場合は、バランスボールなどの補助を使うのも良い

以上のように、内臓脂肪が蓄積すると、体に様々な悪影響を与えてしまうので注意しましょう。

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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)

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おがちゃん先生について

● 東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師
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● bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
● 解剖生理学セミナー主催
● 東京都麹町半蔵門にて整体活動中
(それぞれ外部リンク)

身体の構造や仕組みを分かりやすく解説!/0から学ぶ解剖生理学サロン運営/JSTAS認定整体師/東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師/bijou解剖ボディケアスクール講師

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