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【高萩市・日立市】神使三社巡りの現デザインは12月31日まで!令和7年はデザインが一新します!

ひよりひよっこライター(日立市・高萩市)
2024年の神使三社巡りデザイン

クリスマスも終わり、2024年もいよいよ年の瀬となりましたね。みなさんは今年はどんな一年を過ごされたでしょうか。

筆者は、6月から始まった取材の日々の中で、多くの方と出会うことができたり、初めての景色を目の当たりにしたりと、とても濃い一年を過ごし、新しい目標や挑戦してみたいことができました。

来年も良い年になるようにと、願いをこめて神使三社巡りを行ってみました。

■神使三社巡りとは?

神使と各神社の名前が角度を変えると浮き上がります
神使と各神社の名前が角度を変えると浮き上がります

神使三社巡りの“神使”とは、その神社の神の使いとする代表的な動物のことを言います。高萩市の『高萩八幡宮』は白蛇、日立市の『御岩神社』は龍、『助川鹿嶋神社』は鹿が神使となり、この神使が人々の願いを神様に届けるのだそうです。

神使三社巡り台紙
神使三社巡り台紙

人々の願いがより神様に届くよう、三つの神社で企画したのが“神使三社巡り”となります。

三つ揃うと圧巻です
三つ揃うと圧巻です

三社巡りの証として、角度を変えるとそれぞれの神社の名前と、神使の動物が浮き出てくる特別な御朱印が神使三社巡りの御朱印になります。

神使三社巡拝手順
神使三社巡拝手順

この御朱印には専用の台紙があります。三社巡りをスタートする神社では専用の台紙代が入り初穂料は1,600円となります。2社目以降は1,000円ずつ納めます。

令和6年のデザインです
令和6年のデザインです

写真のデザインは年内で終了とのことでしたので、三社巡りがまだ途中の方はお急ぎください。高萩八幡宮・御岩神社・助川鹿嶋神社の三社を巡り願いを神使に託しましょう。

■神使三社巡りの新デザイン

写真は令和6年のデザイン
写真は令和6年のデザイン

令和7年から一新される神使三社巡りの御朱印デザインですが、新デザインは各神社の神使と共に、神社にゆかりのある花を描きました。今回は、日本画風になっているそうです。一足早くデザインが届きましたのでご紹介します。

〇高萩八幡宮

来年は蛇年なのでぜひ集めていただきたい
来年は蛇年なのでぜひ集めていただきたい

高萩八幡宮の神使は白蛇で花は“しだれ桃”だそうです。昨年同様迫力ある蛇の背景には儚げなしだれ桃の花が素敵ですね。他にも高萩八幡宮には樹齢約千年の杉の木があり、“爺杉”と呼ばれているのですが、この爺杉には白蛇が住んでいるという言い伝えがあります。三社巡りの際はぜひ爺杉もご覧になって見てくださいね。とても大きくて立派な杉の木ですよ。

〇御岩神社

 シャクナゲと龍の組み合わせが桃源郷のよう
シャクナゲと龍の組み合わせが桃源郷のよう

御岩神社は龍が神使で花は“シャクナゲ”になります。この組み合わせはどこか俗世を離れている桃源郷のような神秘的な絵ですね。御岩神社は斎神社という天井に「御岩山雲龍図」という立派な龍の絵が描かれている神社がありますので、ぜひこちらも立ち寄ってみてくださいね。

〇助川鹿嶋神社

二種類の紫陽花に囲まれる鹿が素敵です
二種類の紫陽花に囲まれる鹿が素敵です

助川鹿嶋神社の神使は鹿となり花は“紫陽花”です。紫陽花と額紫陽花の二種類の紫陽花が鹿を囲み、空を見上げた鹿が願いを届けてくれそうです。手水舎の隣には武甕槌大神と鹿の像がありますので、こちらもぜひ立ち寄ってみてくださいね。

どれもとても素敵なデザインでしたね。今回の御朱印も絵柄と神社の名前が角度を変えると見えるものになります。値段も昨年同様、スタートの神社で1,600円を支払い、二社目以降は1,000円ずつ納めます。さらに、台紙のデザインも一新されました。

台紙のデザインも変わります
台紙のデザインも変わります

広げると下部に流水のデザインが広がります
広げると下部に流水のデザインが広がります

台紙の『神使三社巡り』の字がシルバーに輝き、下側の線は流水を表しているそうです。新しい三社巡りの御朱印もとても素敵ですので、ぜひ集めてみてくださいね。

■令和7年のイベントや新デザインのお知らせ

〇高萩八幡宮

白蛇守 初穂料1,000円

白蛇伝説のある爺杉の前で撮影(画像提供:高萩八幡宮)
白蛇伝説のある爺杉の前で撮影(画像提供:高萩八幡宮)

高萩八幡宮爺杉の白蛇伝説をイメージして作られた白蛇伝説のある爺杉の前で撮影(画像提供:高萩八幡宮)

『白蛇守』。御利益は幸運・金運・健康運・長寿・商売繁盛・家内安全・技芸上達・恋愛成就だそうです。来年のお守りはこのお守りを一つ持てば安泰かもしれません。

御朱印(見開き) 初穂料800円 

蛇年の幕開けを祝うようなデザインと迫力溢れる書
蛇年の幕開けを祝うようなデザインと迫力溢れる書

カラフルなデザインが目を引く御朱印は、見開きタイプで蛇年のエネルギッシュな幕開けを表しているかのようです。デザインは高萩市で活動されているgainenheadsさんの作品です。迫力ある書を書いたのは、高萩市在住の書道家、鈴木赫鳳(かくほう)さんの作品です。

白蛇御守 初穂料800円

本物の白蛇の皮が使われているんだそうです
本物の白蛇の皮が使われているんだそうです

白蛇御守は本物の白蛇の皮を使用しているお守りです。御利益は金運だそうですので、来年の金運を味方につけたい方はこのお守りをお財布に忍ばせておくと良いかもしれませんね。

〇御岩神社

常陸國霊山御朱印 初穂料1,000円

常陸國霊山御朱印台紙(画像提供:御岩神社)
常陸國霊山御朱印台紙(画像提供:御岩神社)

素敵な朝焼けの中に筑波山と御岩山が見えるこの絵は筑波山神社と御岩神社の二社を巡って完成する常陸國霊山御朱印の台紙データです。昨年より霊山御朱印はありましたが、1月より新デザインに変わります。旧デザインをお持ちでまだ完了していない方は今年中に順拝してくださいね。※龍は、二社を巡ったら現れます。

令和7年の御朱印デザインです(画像提供:御岩神社)
令和7年の御朱印デザインです(画像提供:御岩神社)

常陸國霊山御朱印完成版イメージ(画像提供:御岩神社)
常陸國霊山御朱印完成版イメージ(画像提供:御岩神社)

御朱印はシールタイプになっており、台紙の両サイドに御朱印が揃うと、中央に龍が出現します。この金色の龍をデザインしたのは、御岩神社境内にある斎神社の天井画『御岩山雲龍図』を描いた、オーストリアウィーン在住の岡村美紀氏がデザインした龍になります。

〇助川鹿嶋神社

日立第二高等学校書道部 書初式 令和7年1月2日

令和6年開催時の写真(写真提供:助川鹿嶋神社)
令和6年開催時の写真(写真提供:助川鹿嶋神社)

躍動感溢れる書初め(写真提供:助川鹿嶋神社)
躍動感溢れる書初め(写真提供:助川鹿嶋神社)

日立第二高等学校の書道部による書初式が2日に開催されます。写真は今年の書初式の写真です。今年はどんな作品になるのか楽しみですね。

写真は三社巡りの御朱印です
写真は三社巡りの御朱印です

令和7年のポスターです
令和7年のポスターです

今回写真データは揃いませんでしたが、1月より新たな御朱印もあります。毎月ご購入されている方はお楽しみに。

今年も残り僅かです。思い残しが無いよう、今年できることは今年のうちに行い、新年を迎えたいですね。来年も良い年になるようにと願いを込めて神使三社巡りをされてみてはいかがでしょうか。

神使三社巡り

高萩八幡宮・御岩神社・助川鹿嶋神社

(高萩八幡宮)

■住所:茨城県高萩市安良川1180

■受付:10時~16時

■電話:0293-22-3611

■駐車場:有(無料)

■HP:高萩八幡宮

■instagram:@8manguu.takahagi

(御岩神社)

■住所:茨城県日立市入四間町752

■受付:9時~17時

■電話:0294-21-8445

■駐車場:有(無料・第1~第4駐車場)

 ※元旦~5日まで第1駐車場は閉鎖

■HP:御岩神社

■instagram:@oiwajinja

(助川鹿嶋神社)

■住所:茨城県日立市鹿島町2-4-4

■受付:9時~16時

■電話:0294-21-2920

■駐車場:有(無料)

■HP:助川鹿嶋神社

■instagram:@ sukegawakashima117

ひよっこライター(日立市・高萩市)

茨城県日立市・高萩市の担当になりました。まちのイベントや飲食店、子育て施設やお出かけスポットなどお役立ち情報をたくさん発信していきます。明日のお出かけにぜひ参考にしてください。

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