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花粉症の方へおすすめ、寝室環境対策3選

rina 睡眠インテリア睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

春に向かい過ごしやすくなりつつありますが、多くの方を悩ますのが花粉です。花粉症の時期はくしゃみ、鼻水、体のダルさなどが続き、寝付きにくかったり、睡眠の質が下がってしまったりしがちです。
今回は簡単にできる寝室の花粉対策についてご紹介します。

この記事で紹介すること
・花粉症時期の睡眠の質が低下する理由
・花粉症時期の寝室対策3選

・花粉症時期の睡眠の質が低下する理由

花粉症により鼻づまり、口呼吸状態になることで、睡眠の質が低下しやすくなってしまいます。翌朝すっきりと起きられなかったり、寝ても疲労感が続いたりする症状がみられます。
鼻詰まりがひどいと、場合によっては睡眠時無呼吸の状態になってしまう可能性もありますので、薬もうまく活用しましょう。
また日中の鼻づまり症状などにより昼間に眠気が起こる可能性があります。自律神経のバランスや体内時計のバランスが崩れやすくなってしまいますので、このことからも睡眠の質が低下しやすくなってしまいます。

・花粉症時期の寝室対策

室内、寝室に花粉を持ち込まないこと、室内に入ってしまった花粉を吸わないようにすることが重要です。

❶寝る時、頭の位置を高くする

花粉やほこりは床面付近で舞いやすい状態です。寝る時に頭が床に近い「布団」よりは、高さのある「ベッド」の方が舞う花粉の影響を受けにくいとされています。布団よりベッド、通常のベッドより二段ベッドやロフトベッドがおすすめです。

❷乾燥を避ける

空気が乾燥している状態だと、花粉は空気中に舞いやすくなります。湿度の目安は50%ほどです。加湿器をうまく利用しましょう。
湿度約50%だと花粉が過度に舞ってしまうのを抑えられますし、睡眠時に最適な湿度も50%前後なので快眠が期待できます。

❸花粉対策機能付きのカーテン

花粉症時期には窓を開けないようにする方もいらっしゃるかもしれませんが、適度な気分転換や空気の入れ替えのためには窓を開閉する必要があります。
カーテンには「花粉キャッチ」機能を兼ね備えた素材もあり、花粉を室内へ取り込みにくくする働きがあります。
見た目は一般的なカーテンと変わらないですし、オールシーズン使用可能です。

さいごに

いかがでしたでしょうか。室内の花粉ゼロを目指すのは難しいですが、できる限り減らしたり、影響を抑えたりする方法はあります。
うまく花粉対策ポイントを取り入れつつ、花粉症の時期でも快眠を目指しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

上級睡眠健康指導士、インテリアコーディネーター、薬剤師。 健康系やインテリア系記事のライターをしたり、睡眠の質を上げる!?インテリアコーディネートのコツを発信したり、薬局で勤務したりしています。

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