【現役保育士がこっそり教える!】保育園で使用するこんな持ち物は子どもが困っている!
こんにちは、子育てをする皆さんのために役立つ情報を簡単に、わかりやすく発信することをモットーにしている保育士のしん先生です。
新年度が始まり、ゴールデンウイークも終わり保育園生活もだんだん慣れてきたところではないでしょうか?
保育園では、自分の事は自分でやれるよう適切な介助をし、意欲が高まるよう勧めています。
ですが残念なことに子どもが意欲的にやろうとしていてもできないことがあるのです、それは”子どもが扱えないものを持ってきている場合”です。
せっかくやる気になっているのにとても残念でしょうがありません。
そこで今回は、よくある持ち物で見直してほしいものをあげてみました、ぜひこの機会に一度おうちで子どもが一人でやれるか試してみてください。
コップ袋
保育園では、自分が使ったコップを出したり入れたりすることが多いのですが、やりにくいコップ袋を持ってきている場合が結構あります。
コップ袋なんてどこが?と思われた方もいると思います。
これからはますます暑い日が多くなり、こまめに水分補給をします、その度に使用するコップなので子どもが扱いやすいものを持たせることをお勧めします。
具体的には、”コップ袋の紐部分がかたくて口がなかなか開けられないもの”
コップ袋を開けたいのに自分の力で開けられない、、、
スムーズに口が開けられるか確認してみてください。
その他には、”コップとコップ袋のサイズが合っていないもの”
取り出すときはよいのですが、問題は入れる時です、コップ袋のサイズがコップぎりぎりのサイズである場合、非常に苦労しています。
子どもの性格によっては、一生懸命チャレンジしているのですがどうしても自分でやれないためにコップを投げてしまい泣き出してしまう子もいます。
もう少し扱いやすいものだったらいいのに、、、と毎回思うのです。
水筒
最近の水筒は直飲みタイプが多く、子どももワンタッチで開けられとても簡単です。
ですがたまにコップに注いで飲むタイプの水筒を持参しているのを見かけます。
年齢にもよりますが、年少さんには少し難しく”やれな~い”と保育士に毎回お願いしている子がいます、ご家庭の考えもあるかと思いますが子どもは自分でやりたいのです。
例えば、お友達と一緒にお茶を飲むことがあります、お友達はサッと飲み終わり次の遊びへ向かいますが、自分だけ飲み終わっていないために置いてきぼりです。
保育士がそばにいないこともありますので、自分でやろうとしてお茶がこぼれ、服までも濡れてしまうということもたくさん見てきました。
コップタイプでもよいのですが子どもが自分でやれるか今一度確認してみるとよいですね。
お箸
年中さんになるとお箸を使って給食を食べるようになります。
お箸は問題ないことが多いですが、問題なのはお箸を入れるケースです。
ケースは引き出すタイプが多いと思いますが、引き出しにくい場合があるのです。
なかなか引き出すことができないために、力を入れます、その時に近くにあった食器にあたりスープなどがこぼれることがありました。
お箸ケースも苦戦しているのをよく見かけますので確認したいひとつです。
まとめ
子どもはお友達の様子をよく見ています、自分でやってみようという意欲はあるのになかなかやれずに癇癪を起してしまうこともあります。
たかが小さな持ち物ですが、”子どもが自分でやれるもの”を持参することは非常に大切です。
是非、おうちで実際に試してから保育園で使うとよいですね。