【それって本当に親切?】保護者がついついやってしまうこと、保育士目線で解説します
子育てをする皆さんのために役立つ情報を簡単に。わかりやすく発信することをモットーにしている保育士のしん先生です。
日々、お仕事に家事に育児にお疲れ様です。暑い日も過ぎて行楽シーズンですが、みなさんはどんな予定を立てていますか?
さて、今回は保護者がいつもやっていることで”これで大丈夫かしら?” ”保育士はどう思っているのだろう?”と思うことありませんか?
保護者からしたら親切にと思ってやっていることが、迷惑になっていることもあります、今回は保育士目線でお話していきたいと思います。
保育園に置いてある予備の服をパッキングすること→NG
トップスやボトムス、下着、靴下などをそれぞれに分けてきれいにパッキングして保育園に置いてある場合があります。
見た目ではもちろん見やすいし、探しやすいのですが保育士が取り出すのに時間がかかるので遠慮していただきたい一つです。
保護者の性格がよくわかる一面でもあり、予備の服については本当に様々です。
予備の服がいつも多すぎる、逆に少なすぎていつも保育園の服を貸し出しているなど保育士が悩みます。
予備の服は2セットぐらいを置いておけば十分です、季節が変わったら入れ替えもしていただけると助かります。もう冬なのに夏の服ばかりしかない、サイズアウトした服しかないなどもありますので、定期的に見直しも必要になりますね。
気が付いたことをなんでもよいから報告する→OK
保護者の中にはとても遠慮している方もいます。
子どものことは、保育士が見ているから余分なことは言わない方がいい、迷惑になるかもしれないと思う方もいるかもしれませんが、保育士も人間です、なにもかも完璧にやれるわけではありません。
保護者の報告があったから事故を未然に防ぐことができたこともあります、なんでもよいので迷ったときには報告する方を選んでいただけると助かります。
登園時にわが子がぐずっているのでちょっとだけ世話する→NG
いつ見ても保育士は忙しそう!なのでわが子がグズグズの時は少しだけそばにいた方が保育士も助かるだろうと思ってくださり、わが子に寄り添っている保護者を見かけます。
実はこれは保育士からすると迷惑なんですね、子どもは自分で気持ちの切り替えをしようとしています。なのにいつまでも甘えたい人がそばにいたら気持ちの切り替えができません。
保育士は適切に対応するので大丈夫です、「お願いします!」と言ってその場をすぐに離れてください。
それが保護者にとっても子どもにとってもよいのですから。どうかお願いします。