【子どもの睡眠不足】睡眠の量は足りていますか?就寝時刻が遅いとどうなる?
子育てをする皆さんのために役立つ情報を簡単に、わかりやすく発信することをモットーにしている保育士のしん先生です。
今回は子どもの睡眠時間について考えてみたいと思います。
普段、お子さんは何時に寝ていますか?保育園の連絡帳には子どもが寝た時間を記載するようになっていますが、最近は遅く寝ている子どもが多いと感じます。
保育園から帰宅して、18時や19時になり、そこからお風呂に夕食と慌ただしい時間が過ぎると思います。気がつけば21時や22時になっていることもあるでしょう。
子どもだけでも早く寝かしたいけど、寝かしつけると自分も寝てしまう、、、よくありますよね。
結局、一緒に寝るので23時ぐらいになってしまうご家庭もあると思いますが、子どもの就寝時間が遅いとどんな影響があるのか心配になります。
詳しく見ていきましょう。
推奨される子どもの睡眠時間とは
実は驚くほど長いのです。
幼児クラス(3歳から5歳)であれば10時間~13時間です。日頃からこれだけ睡眠時間はありますか?
おそらく2.3時間ほど足りないご家庭が多いと思います。
睡眠時間を10時間ほど確保しようと思うと、帰宅してお風呂に入り、夕食を済ませたらすぐに就寝!となり親子のコミュニケーションの時間が全くないという場合もあります。
ご家庭によって事情は様々です、できる限り睡眠時間は確保できるよう工夫が必要ですね。
睡眠不足が続くとどのような影響があるのか?
よく眠る子どもほど脳が成長することが分かっています。
睡眠不足が続くと、落ち着きがなくなる、風邪をひきやすくなります。昼間の眠気はもちろんのこと集中力も低下してしまいますね。
成長する上で睡眠はとても重要です。
大人の都合に合わせていると感じたら、改善することも検討しましょう、「別々の部屋で寝る」 「テレビやスマホの時間を制限する」「部屋を暗くする」などできることから始めてみるのもいいですね。
日本の子どもは諸外国に比べると就寝時刻が遅いので、今一度見直す必要があるでしょう。