【ラーメン・新潟】ラーメン大国新潟で発見!足を運ぶ価値のある香り豊かな醤油ラーメン!
数多くの名店やご当地ラーメンが存在する新潟県は、ラーメンへの支出額も多い全国有数のラーメン処として知られています。
そんな新潟県を訪れた際に、絶対に行きたいと夢見ていたラーメン店が新潟市にありました。
【らぁめん 倉井】
2020年2月、新潟市中央区西掘通8番町に開店された、東京・目黒の名店【麺や 維新】ご出身の方が営む名店です。
県外からもラーメンフリークが訪れる行列店として知られ、私が訪れたのは平日の開店時刻前でしたが、開店時刻には10人近い行列となっていました。
券売機が入口に置かれ、落ち着いた雰囲気のカウンター席中心の店内。
麺メニューは『醤油らぁめん』『塩らぁめん』『煮干らぁめん』『つけ麺』の4種類。
醤油らぁめん
麺は京都の老舗製麺所『棣鄂』から取り寄せる、北海道小麦を使用された細麺。
らぁめんの麺には“はるゆたか”や“きたほなみ”を使用し、つけめんには“春よ恋”や“ゆめちから”“きたほなみ”をと、それぞれ使い分けているそう。
しなやかで上手くスープを纏う麺です。
スープは、山水地鶏や名古屋コーチン、近江黒鶏などの銘柄の地鶏出汁を主体とし、鰹や鯖、秋刀魚、羅臼昆布などの乾物を合わせたもの。
無化調で仕上げられているため、素材の良さがナチュラルに伝わります。
醤油ダレにもこだわりが詰まっており、生揚げ醤油や、熟成溜まり醤油をブレンドされた香り豊かでコクのある醤油の味わいが印象的。
チャーシューは、良質な肉質が伝わる部位の違うチャーシューが2枚。
メンマの食感が良く、味も染みています。
丼やれんげには、厳選した有田焼を使用。
水は不純物を取り除いた超軟水のRO水を使っているそうで、細部にまでこだわりが光ります。
私の印象としては、“ラーメンの鬼”と言われた故・佐野実氏の影響を大きく受ける”佐野JAPAN”一門のお店に近い印象を受け、食材のうま味のみで作り上げられた倉井さんのラーメンは美味しかったです。
新潟を訪れたら、ぜひ味わってほしい一杯です。