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【奈良】風情たっぷりの町・今井町で発見! 誰かに勧めたくなる地素材×自家製調味料の絶品中華

TAR-KUNラーメンヲタク

かつて「大和の金は今井に七分」と言われるほど繁栄した、橿原市の今井町

平成5年には「重要伝統的建造物群保存地区」の選定を受け、現在も町の大半の町家が大切に保存され、江戸時代の姿を残した情緒と風情を残す町として知られます。

そんな今井町に、2023年11月にオープンしたお店が【中華屋 炫】

中華料理店で働かれていた方がホテルサービスマンを経験し、営業職を経て開店されたというお店で、奈良県で採れたお米や野菜を使った本格的な中華料理が味わえるそうです。

最寄駅は近鉄八木西口もしくはJR畝傍駅。

八木西口からは徒歩5分ほどの場所に位置し、車で訪れる際も店舗の裏手に4台分の駐車スペースがあります。

清潔感のある店内で、接客も物腰柔らかく居心地の良い空間。小さい子ども連れでの来店も可能です。

ランチメニューは麻婆豆腐や海老チリ・酢豚など充実のラインナップ。『メイン・小鉢・サラダ・スープ・ご飯』の付いた定食が人気。

しかし、ここは初志貫徹、麺を楽しみたい。

選べる麺飯セットとして担々麺と中華そばの2種類が用意されていて、さらに半焼き飯か半天津飯のセットが選べる構成です。

◆担々麺セット

全て自家製にこだわっているそうで、自家製の胡麻ペーストはマイルドで丸さがあり、おそらく鶏ガラの中華スープを合わせています

担々麺には酸味を効かせているのが一番の特徴で、マイルドなスープに酸味がフックの役割を果たします

また、もう一つのポイントは自家製の辣油

ハンドメイド感が伝わるスパイシーかつ香りの良い辣油が存在感を示し、なおかつ辛さは誇張し過ぎず中華の技術を感じられます。

麺はスルスルと啜りやすい細麺を合わせています。

トッピングの手の込んだジューシーなミンチがスープに加わり、アクセントに。

ナッツの食感も合わせて楽しめます。

ランチのセットのご飯物は半天津飯をチョイスしましたが、贅沢に卵を使用してあり、つやつやのご飯にトロトロの餡が絡む安定感のある味わいで美味しいです。

誰かに紹介したくなる良いお店が今井町にありますね!

ランチタイムも続々と客がやってきて、人気の高さが伺えました。

これは他のランチメニューや、夜にも訪れて麻婆豆腐や点心なども楽しみたくなりました。

古き良き風景とともに楽しんでみてください!

ラーメンヲタク

奈良県在住、関西を中心に食べ歩くコレクターラヲタ。19歳からラーメンの食べ歩きをスタートさせ、24歳で47都道府県食べ歩きを制覇。1ヶ月最高136杯のラーメンを食べた事もあり、2019年までに3200軒以上のラーメン屋を訪問。2018年からは雑誌『究極のラーメン関西版』の選考員を務めるほか、NHK関西『ぐるっと関西』、奈良テレビ『ならフライデー9』にも出演。

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