必要?保育園の保護者グループLINEは「こう使われている」実例5例を現役保育士が紹介
共働きの現役保育士です。
通園中・利用予定の保育園にクラス別の保護者グループLINEはありますか?
保育士の立場としては保護者グループLINEは正直なところ、ありがたくない存在だったりします。
今回は、保育園における保護者グループLINEの使われ方の例を紹介していきますよ。
保護者グループLINEがない
保護者グループLINEが存在するかは、保育園ごと、クラスごとに異なります。
「去年の年長さんにはあったけど、今年の年長さんではない」といったことも良くある話です。
また、保育園側でグループLINE自体を禁止している保育園もありますね。
保護者グループLINEの作られ方は、発起人の保護者の方がお迎え時などに他の保護者に会った際に、グループにお誘いしていくという流れが多いですね。
保護者からのプレゼントの相談
卒園時などに「年長クラス保護者一同より」として、下級生や先生たちに卒園記念のプレゼントをいただくことがあります。
その場合、クラスの保護者全員で出資して品物を決めるので、多数決を取ったり、事務連絡をするためのツールとしてグループLINEが活用されています。
休日の交流会を設定するため
とある日曜日の昼下がり、勤務先に近い大型公園に行くと〇〇組の子どもたちとその保護者が勢ぞろいして遊んでいるのに遭遇することがあります。
理由は転園するお友達の送別会・発表会の打ち上げ・運動会の打ち上げなど、様々です。
休日に保育園のお友達家族全員と交流会をするのであれば、グループLINEで連絡を取り合うと便利ですよね。
写真や動画の共有のため
発表会や運動会の後、お友達と一緒に撮影した写真や動画をグループLINEを通じて共有してくださる方もいます。
自分で写真撮影していたとしても取り損ねることは良くあること。
そんなときに助かりますね。
先生の評判を共有するため
保育士としては非常にありがたくないグループLINEの活用法ですが、先生たちの評判について共有するという使われ方もありますね。
特にすでに卒園した兄・姉がいる家族は、保育園の先生に関する情報をたくさん持っています。
特に進級時の担任発表の前後には、「あの先生はどう?」という情報がグループLINE上で出回ることもあるでしょう。
ただ、クラス全体のグループではこのような噂話は投稿されず、ごく内輪のグループ内で行われることが多いです。
まとめ
保育園の保護者グループLINEの使われ方の例を紹介してきました。
そもそも、保育園の場合は、登降園時間が各家庭バラバラなので、グループを作る自体が一仕事です。
また、仕事も忙しくグループが存在していても事務連絡のみのために活用されている場合が多いです。
SNSやグループLINEが嫌いという方がいれば、無理に入る必要も投稿する必要もありませんよ。