プロ主婦が教える!梅雨時期に「食中毒の原因になりえる意外なモノ」とは?解決方法も
湿気が多く温度が高い梅雨時期は、雑菌の繁殖が気になりますよね。特に気になるのが食中毒。みなさん手洗いや食材の管理などには気を付けていると思いますが、意外なモノが菌の温床になることもありますよ。そこで、元家政婦でプロ主婦の筆者が、食中毒の原因になりえるものとその解決法をご紹介します(※プロ主婦は、マミの登録商標です)。
エコバッグが食中毒の原因になることがある!
エコバッグを使おうと広げた際に「なんだかちょっと嫌な臭いがするような…」と感じたことはありませんか? 見た目にはキレイな状態でも、エコバッグには、肉や魚の汁や、野菜の土などが付いている場合があります。洗わずそのまま使っていると、雑菌が繁殖してしまい、新しく買った食品に付着してしまうことも。特に、湿度と温度の高い梅雨の季節は、エコバッグについた菌も繁殖しやすくなっていますよ。
エコバッグは定期的に洗う!新たに買う場合は洗えるものを選ぶ
汚れていないように見えても、エコバッグは定期的に洗うのが大切です。また、洗ったあとはよく乾かしましょう。洗えない素材の場合は、使った後に除菌ウェットティッシュで拭く、アルコールスプレーをしたキッチンペーパーで拭くなどのお手入れを。エコバッグを買い替えたり、これから新たに購入する場合には、洗える素材のものを選ぶようにするのがおすすめです。手入れが面倒だと、だんだんとやらなくなってしまうもの。手入れがしやすいバッグを選ぶのも重要ですよね。
私が普段やっている対策は、買い物のあと、エコバッグ全体に「パストリーゼ」などのアルコールスプレーをして、外に干しています。そして、週に1度ほど、エコバッグをネットに入れてから洗濯機で洗っていますよ。汁もれがあったり、エコバッグに汚れがついたりした場合は、その都度洗っています。
汁もれや詰め方にも気を付ける
肉や魚など、汁もれしやすいものは、ポリ袋に入れてからエコバッグに入れ、他の食品が汚染されないようにします。冷たいものと温かいものは分けて入れ、水滴が発生するのを防ぎましょう。また、重くて大き目なものを底に入れ、上に軽いものを入れるなどしてエコバッグを安定させるのも大切。持ち歩いている間にパックが傾いて汁がもれたり、パッケージの角がビニールを破ってしまうことなどが起きにくくなります。そして、できれば日用品と食品はバッグを分けるのがおすすめです。
エコバッグをキレイにするのを忘れないで!
買い物後にエコバッグを開けた際、「前回買った玉ねぎの皮が残っていた!」なんてことは、結構あるあるですよね。特に汚れがなければ、ポイっと捨ててそのまま使いたくなりますが、梅雨時期は雑菌が繁殖している場合もあります。まずは汚れが付かないように使い、定期的に洗う、消毒するのどの手入れが大切です。エコバッグをキレイにするのも忘れないようにしましょう。面倒に思うなら、買い替えの際には丸洗いができて手入れがラクなものを選ぶのがいいですね。
※掲載当時の情報です。現在とは異なる場合があります。
※個人の体験、見解を含みます。
梅雨時期に気を付けたいカビ予防については、過去記事「やっていたら今すぐやめて!『雨の日カビ予防のために元家政婦がやらないこと』とは?」もご覧ください。※プロフィールからフォローしていただくと、最新記事の見逃しがなくおすすめです。