キャラ(生まれつき性格)から見る、「自分がマジョリティである」ことに気付いていない人たちの傲慢さ。
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
私は、「キャラ=生まれつき性格」をずっと研究している心理カウンセラーです。
私は、ストレートです。
私は、身体が男性で、心が男性で、恋愛対象が女性です。
そんなストレートの私は、自分がマジョリティ(多数派)であることを認識しています。自分が「私は、性に対しては、マジョリティである」ということをハッキリ認識したのは、30代になってからだと思います。30代になってから、私は初めて、世の中には、LGBTのような、私とは違うマイノリティ(少数派)の人がいると深く認識するようになった…というわけとです。
私は、自分がマジョリティであることを知っても、自分自身に対しては、何の利ももたらしませんでした。でも、自分がマジョリティであることを知った私は、以前の私に比べ、性的マイノリティの人たちに対して、理解が深まった & 寛容になった & 謙虚になった & 感謝の気持ちが持てるようになった と思っています。よって私は、自分がマジョリティであることを知って、本当に良かったなぁ…と思っています。←世界平和につながります。
ちなみに私は、プライベートでも仕事でも、「私は、性的マイノリティなんです」と何度も打ち明けられたことがあるのですが、その度に私は、非常に嬉しく光栄に感じたものです。「よくぞ、そんな大切な、言いづらいことを、私に打ち明けれくれて、本当にありがとう!」ってな感謝の気持ちです。
さて、そんな性的マジョリティである私ですが、性格で言えば、マイノリティに属します。で、マイノリティ性格である私という存在がいるわけですから、世の中には、当然マジョリティ性格の人もいます。
残念ながら、性格がマジョリティである人たちは、「自分は、マジョリティである」という自覚がないことがほとんどです。彼ら彼女らは、「自分がこう感じるのだから、当然、他の人も、自分と同じように感じるだろう」と、本気で思っているのです。
性格がマジョリティである人たちは、自分がマジョリティであることを自覚したほうがいいです。そうしたら、マイノリティ性格の人に対し、もっと寛容になれる筈です。
でも、それは大変に難しいことです。何故なら、性格マジョリティの人は、世の中に性格マイノリティの人がいるということを知っても、自分自身は何も得をしないし、自分自身には何の利ももたらせてくれないからです。
哀しきかな、マジョリティの人たちは、どうしても、悪気なく、知らず知らずのうちに、マイノリティの人たちを傷つけ、マイノリティの人たちに対して、傲慢な態度を取りがちです。
私は、性格マジョリティの人が、「私は、性格マジョリティであり、世の中には、物事を、私と同じように捉えることが難しい、性格マイノリティの人がいるんだ」と理解してくれたら、どんなに平和な世の中になるか…と思います。でも、それは、先ほども言ったように、非常に難しいことでしょう。
私は、将来、世の中じゅうの人が、「世の中には、性格マジョリティの人と性格マイノリティの人がいる」ということを認識している世界が訪れるようになるということを夢見て、今後も、微力ながら、心理臨床やセミナー・講演、執筆の仕事を頑張って参りたいと思います。
▼ マジョリティ(多数派)は、お母さんタイプ(エニアグラムでいうところのタイプ2)です。人口の4割強を占めます。
▼ マイノリティ(少数派)は、おじいさんタイプ(エニアグラムでいうところのタイプ5)とおばあさんタイプ(エニアグラムでいうところのタイプ9)とお父さんタイプ(エニアグラムでいうところのタイプ8)と長女タイプ(エニアグラムでいうところのタイプ1)と二男タイプ(エニアグラムでいうところのタイプ3)と二女タイプ(エニアグラムでいうところのタイプ6)と末っ子タイプ(エニアグラムでいうところのタイプ4)です。今言った7人は、1割弱で、10人に1人もいません。
▼ マジョリティともマイノリティとも言えないタイプは、長男タイプ(エニアグラムでいうところのタイプ2)です。人口の1割強います。
自分のキャラ=生まれつき性格=タイプを知りたい方は、どうぞお近くのキャラ診断アドバイザーをお訪ねください。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。