【元汚部屋歴10年→整理収納アドバイザー】物を減らしたついでに減らせてよかった3つの時間
10年以上汚部屋で苦しみ、我流で片づけをして整理収納アドバイザーになった筆者。片づけられるようになって「こんな時間まで減らせてよかった」と気づいた3つの時間をご紹介します。
1.物を探す時間
汚部屋の頃は、いろんな場所で物が地層のように重なりあっていました。そのような環境で暮らしていたため、簡単に物を失くしては探し物ばかりをする日々。めったに使わない物はもちろん、毎日使うスマホや鍵、財布なども出かける直前に慌てて探してはイライラしていました。
しかし、物を減らすと床をはじめ部屋のいろんな場所がスッキリして必要な物がどこにあるかすぐ分かるように。今では毎日使う物はもちろん、年に数回使う物も収納場所を決めているので探す時間がほとんどなくなりました。とはいえ、たまに探し物をする時もありますが、汚部屋の頃のように部屋中くまなく探さなくても見つかるのでイライラすることが減りました。
2.悩む時間
汚部屋の頃は、数え切れないほどの服を持っていたのにもかかわらず、毎日のコーディネートに悩んでいた筆者。物が多いゆえに選択肢が増えすぎて「何を着たらいいか分からない」と悩んでいたのです。これは服に限ったことではなく、片づけにおいても物が多すぎて「どこから始めたらいいか分からない」と悩み、結局何も取り組めないことも。
しかし、汚部屋を脱出した今、服は本当に着る分までに減らしたことで選びやすくなり、毎日のコーディネートで悩むこともありません。片づけも、物がない分散らかる場所が分かりやすくなったので「どこから片づけたらいいだろう」と悩むことも減りました。
3.ストレスや不安を抱える時間
物が多いほど暮らしは豊かになるはずが、汚部屋の頃は大量の物が足かせとなり不自由な生活を過ごしていました。部屋がごちゃごちゃしているため人を呼ぶこともなく、ゴミと悪臭がこもる部屋で暮らす日々はストレスだらけ。毎日「まともな暮らしも送れない私は、この先も汚い部屋で独りぼっちなのかな」と不安を抱えることも常でした。
一念発起して物を減らしたことで、今では物による暮らしにくさや不安はほとんど解消されました。たくさんの物を捨てることで、部屋もスッキリして活動しやすいだけでなく、必要な物が分かるようになり散財が減る効果も。ストレスと不安で押しつぶされそうだった頃が嘘のように軽やかな日々を送っています。
物を減らしたことで時間は有限だと再認識できた
たくさんの物を減らしたことで、探し物や悩んだりストレスを抱えていた時間は、暮らすうえで必要のない時間だったと気づいた筆者。「時間は有限」であることを再認識し、日々の営みや人との交流、家族団欒など有意義な時間を過ごせるのも、物を減らしたからこそだと実感しています。貴重な時間を取り戻すためにも、少しずつ不要な物を減らしてみてはいかがでしょうか。
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