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アンカーの新定番モバブ「Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)」を試す

マクリンガジェットブロガー

アンカーのベストセラーモバイルバッテリー「Anker PowerCore 10000」に、待望の次世代モデルが出ました。

その名も「Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)」。

3ポートの10,000mAhクラスで、iPhone 15シリーズでも約2回分の充電に耐えうる大容量です。

実際使ってみてどうだったのか率直に書いていきます。

ストラップ代わりのケーブルがけっこう便利

本機の興味深いギミックが、ストラップ代わりに使えるケーブル。

これが斬新なだけでなく実用性もあり、今後の標準になりそうな便利さでした。

両サイドのボタンを押し込むと端子部分を取り出せ、1本のUSB-Cケーブルとして独立します。

ケーブルをアダプターに挿し込むときの音が小気味よくて好き。

僕のような「ケーブルなくしがち民」には欠かせない機能でしょう。

意外と大きい

小型化しつつある10,000mAhのモバブの中では比較的大きいと感じました。

とはいえカードケースくらいなので、持ち運びにはまったく困らないですが。

スマホ充電しながらの重ね持ちも意外とイケます。

厚みが約16mmと世界最薄クラスだからかも。

重量は約200gと、めっちゃ軽いわけではないもののスマホ程度。

パススルーには残念ながら非対応

2つのUSB-Cと1つのUSB-Aがついています。

片方のUSB-Cポートで充電しつつ他ポートで機器充電するといった、いわゆるパススルーには残念ながら非対応

バッテリー本体と機器の同時充電時は本体充電が優先されます。

充電器的な使い方をする人はパススルーであるか否かは大事なポイントなので、この点は注意ください。

最大3台同時充電可能

側面に「22.5W」の文字が刻印されているとおり、USB-C/Aポートともに最大22.5Wまでのデバイス充電に対応しています。

22.5W出力はHuawei機器のみの対応で、USB-C側は20W程度までの出力におさまります。スマホの急速充電に最適。

最大3台同時充電はできるものの、各ポートへの出力は分散するので「スマホ x 2 + イヤホン」の組み合わせが適しています。

結論

パススルー非対応であること以外はけっこう買いです。

既存のマイナーチェンジにとどまらず「新たな定番モデル」を一から作ろうという意欲を感じるモバイルバッテリーでした。

ただし、ノートPCは充電できないので、あくまでスマホ用の大容量モバブがほしい人におすすめです。

本記事は下記のブログ記事をベースに再編集しています。

Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)をレビュー!生まれ変わった定番モバブ

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