アンカーから最強のコンセント付きモバイルバッテリーが出た
アンカーからすごいコンセント付きモバイルバッテリーが出ました。
その名も「Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)」。
iPhone以下の設置サイズにおさめつつ、14インチMacBookProまで急速充電できる65W出力を実現しています。しかも、モバイルバッテリー使用時でも充電器使用時でも出力が変わらないすぐれもの。
前モデル「Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)」と比較し、どこが進化したのか紹介していきます。
サイズが小さくなった
バッテリー容量はどちらも10,000mAhクラスにかかわらず、サイズはかなり小さくなっていて、3分の2くらいの幅になっています。
めちゃくちゃ小さいというわけではないものの、設置サイズはiPhone 15 Proよりおさえられています。
コンセントに挿した際のでっぱりも少なめでいい感じ。
重量も10g程度軽くなりました。
ディスプレイが付いた
Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)はスマートディスプレイを搭載しました。
Anker 733 Power Bankはディスプレイがないため、バッテリー残量が電源ボタンを押したときの4段階の点灯で、ざっくりしか分かりませんでした。
一方Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)は、デジタル表示でめちゃくちゃ分かりやすいです。
各ポートの入出力状況も確認でき、どのくらいのワット数で充電されてるのかが具体的に見れます。
このスマートディスプレイの機能性自体がかなり高いので、これがあるだけでも大きなアドバンテージといえます。
充電器使用とモバブ使用で出力が変わらなくなった
個人的に一番のアップデートだと思うのがこれです。Anker 733 Power Bankは充電器使用だと65W、モバイルバッテリー使用だと30Wで、両者に大きなちがいがありました。
つまりモバイルバッテリー使用だと、MacBook Proなど60W対応ノートPCの充電には使えないということになります。
さらに複数ポート使用時かつモバブ使用だと、合計最大15Wにまで制限されます。これだとスマホ充電しか使えません。。。
その点がPrime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)ではかなり改善され、モバブ使用でも充電器使用でも各ポート出力が最大65Wと変わりません。
両モードで出力が変わらないのは、これまでのコンセント付きモバイルバッテリーだと当たり前じゃなく、Anker 733 Power Bankのようにモバイルバッテリー使用のほうが出力下がるモデルがほとんど。この変更は大きいです。
複数ポート使用時も合計65W出力なので、ノートPCとスマホを組み合わせるとちょうどいい感じです。
結論
ケーブルがついていない以外は完ぺきなので、基本的には本機でOKです。
これまでのコンセント付きモバイルバッテリーの弱点をしっかりつぶし、どんな使い方をしてもノートPC充電に使える点は大きいです。
スマートディスプレイの機能性も高く、このカテゴリーでピカイチの完成度といえるでしょう。ケーブル内蔵モデルは今後のモデルに期待しましょう。
本記事は下記のブログ記事をベースに再編集しています。
Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)をレビュー!ノートPC充電に使えるコンセント付きモバイルバッテリー