Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, USB-C ケーブル)を試す
アンカーの全部入りモバイルバッテリー「Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」に、待望の大容量モデルが出ました。
その名も「Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」。
内蔵ケーブルや折りたたみ式プラグなど、従来の使いやすさはそのままに、バッテリー容量が待望の10,000mAhにアップ。iPhone 15シリーズでも約2回分の充電が可能な大容量です。
Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)と比較してみてどうだったのか率直に書いていきます。
モバイルバッテリー使用時の出力も最大30Wになった
Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)の数少ない弱点。
それが、コンセントを挿さないモバイルバッテリー使用時だと出力が22.5Wになることでした。
これだとスマホまでしか充電できず、MacBook AirなどノートPCまで充電したいときは充電器モード(コンセントに挿した状態)で使わないといけないのが(強いていえば)難点でした。
その点Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)では、充電器使用でもモバブ使用でも最大30W出力が確保され、いずれでもノートPC充電できるのは強みです。
さらにバッテリー本体の充電も、Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)では10.5W入力だったのが、本機は30Wにアップし、本体充電がすばやくなったのもポイント。
Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)など30W以上の充電器と組み合わせる必要があります。
コンセントプラグに対して本体が垂直
細かい点ですが、コンセントプラグを出した際の本体の角度が変わりました。
Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)ではコンセントに対して水平。つまり、突き出すようなカタチです。
筆者のようなおっちょこちょいだと、なにかの拍子に足に引っ掛けてプラグから抜けちゃうことがありました。
一方本機はコンセントに対して垂直の設計。壁面コンセントに沿うようなカタチで本体がはまります。
飛び出しが少ないので引っ掛けにくいだけでなく、プラグがゆるいときも抜けにくい利点があります。
地味ですが、こちらも良いアップデートだと感じました。
あと細かいですが、内蔵ケーブルが長くなったのもポイント。
コンセントの高さによっては、机や床に置いたデバイスを充電する際、Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)だと「(短さゆえに)半分宙に浮いた状態で充電する…」なんてことがありました。
本機もそういうことが完全になくなったわけではないですが、前よりは少なくなったので案外うれしいポイントでした。
結論
バッテリー容量以外でも細かな使い勝手面をアップデートし、Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)はさらに理想的なモバブになったと感じました。
ワイヤレス充電がついていない以外は完ぺきなので、基本的には本機でOKです。
ワイヤレス充電機能がほしい人にはAnker MagGo Power Bank (10000mAh)がおすすめです。
本記事は下記のブログ記事をベースに再編集しています。
Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)をレビュー!1台3役のモバブに10,000mAhが出た