「たけのこ」は買ったまま冷蔵庫に入れないで!正しい保存方法を、元スーパーの店員が解説
春が旬のたけのこは、短い期間しか楽しめないレアな食材のひとつ!
しかも、鮮度が悪くなるとすぐにエグ味が増してしまい、美味しく食べられないこともあります。
スーパーや青果店で販売している「たけのこ」を、皆さんはどのように保存していますか?
調理するまで冷蔵庫で保存していませんか?
実はその行為が、たけのこのエグ味を増す原因かもしれませんよ!
この記事では、たけのこの正しい保存方法を元スーパーの青果担当だった「ぱるとよ」がご紹介します。
なぜそのまま冷蔵庫で保存はNGなの?エグ味が増す!
たけのこは成長がとてもはやい植物としても有名です。そのため、収穫する時期を少しでも逃してしまうと、美味しく食べられません。
スーパーや青果店で販売されている「たけのこ」はベストなタイミングで収穫されたもの!しかし、収穫してからも「たけのこ」は成長しようとします。
その結果、時間が経つにつれて「たけのこ」は硬くなりエグ味が増すようになります。そのため、生のまま「たけのこ」を冷蔵庫で保存するのはNGなんです。
では、「どうやってたけのこを保存したらいいのか?」を、ご説明しますね。
たけのこの保存方法!下処理して冷蔵庫!
たけのこは下茹でをします。
たけのこを購入するときにそばに「米糠」が置いてあることもありますが、ない場合はお米で代用できるので、心配しなくてもOK!
【材料】
たけのこ 1個
お米 大さじ2
輪切り唐辛子 適量
(唐辛子でも、もちろん大丈夫です)
たけのこの下処理、保存方法
1)たけのこを洗い、たけのこの先端を斜めに切り落とします。
2)穂先の方から切り込みを入れます。
3)鍋に水、たけのこ、お米、輪切り唐辛子を入れて火にかけます。
※たけのこが浮いてきてしまうので、皿などで重しをしておいても良いですよ。
4)沸騰してから約1時間〜1時間半くらい茹でます。(たけのこの量を見て調整してくださいね)。
竹串が刺さったらOKです。
5)冷めるまで鍋の中に入れておきます。
6)冷めたら取り出して皮を剥きます。
しっかり柔らかくなっているので、綺麗に剥けますよ。
7)半分に切って水をはったタッパーに入れて冷蔵庫で保存。
毎日水を変えたら5日くらいは保存できますよ。
どんな料理におすすめ?
たけのこを茹でてしまえば、何にでも活用できますよ。
たけのこご飯にしたり、わかめと一緒に炊いても良いし、パスタの具やグリーンカレーの具材にしても良し、肉まんや春巻きの具材に入れても美味しいですよね!
たけのこは和風はもちろん、洋風、中華と何にでもあうので、オススメの食材です。
まとめ
たけのこを購入した場合は、そのまま冷蔵庫に入れてしまうとえぐみが出てせっかく新鮮なものを購入しても美味しくなくなってしまいます。購入したらなるべく早いうちに下茹でしておくと最後まで美味しく食べられますよ。
時間はかかりますが、難しい工程は一切ありません。
ぜひ試してみてくださいね。
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