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【片付け】子どものためにも捨てる!整理収納アドバイザーが「厳選する」3つのモノ

川崎みさ暮らしの講師

もと海上保安官で2児の母、整理収納アドバイザーの川崎みさです。

皆さんは片付けが得意ですか?わたしは30年間ずっと苦手でした。特に子どもを産んでから、子どもにまつわるモノや、「あったら子どもが使うかも」と思うモノは捨てにくく、溜まる一方でした。しかし、大人になって片付けを学んだことと、高齢の親が住む実家を片付けた経験から、自身も子どものためにと取っておくモノを厳選するようになりました。

1.衣類

若い頃に着ていた服

ちょっといい着物

ブランドバック

など、大人になった子どもにあげるつもりでモノを残すのはやめました。理由は、長年「あげたら喜ぶはず」と大切に取っていたモノを、子どもに「いらない」と言われたら、きっと腹が立つからです。モノは自分でボロボロになるまで使うか、ブランド品などは、売れるうちに現金化して子どものために貯金をするのもいいなと思っています。

2.写真、アルバム

今はデータで残せることもあり、「写真」や「アルバム」は家族分の1冊だけ作るようにしています。理由は、わたしが実家から出た際に分厚いアルバムを親から渡されましたが、置く場所がなく「置いといて…」と、何年も実家に置きっぱなしにしてしまったから。もし、子どもが将来独立するときに「写真が欲しい」と言ったらデータを渡す予定です。

3.子どものモノ

通知表

教科書

作品・賞状

など、母はわたしの子どもの頃からのモノを取ってくれていたのですが、結婚時に持って行くこともなく、結局99%を捨てました。(ですので、わたしも子どものモノは基本的に全捨てしています。)残したのは、保育園の連絡帳を数冊だけ。当時の母の苦労やわたしの珍行動などが詳細に記されているので、たまの帰省時に母と一緒に読んで笑い転げています。

子どものために「厳選する」3つのモノ

1.衣類

2.写真、アルバム

3.子どものモノ

片付けって本当に難しいですよね。自分のモノならある程度捨てられますが、「子ども」が絡むと、「どうしよう」と悩んでしまいます。全部取っているとモノが増え過ぎてしまうし、捨て過ぎても後悔しそう。整理収納アドバイザーなのに、未だに悩むこともしばしばです。

ちなみに、自分が子どもを産んで、ようやく色々なモノを取ってくれていた当時の母の気持ちが分かるようになりました。せっかく残してくれていたのに「いらん」と一蹴した若き日の自分に「母の気持ちも考えてやってよ」と、言いたいです。

最後までご一読くださりありがとうございます。

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暮らしの講師

元海上保安官で2児のママ。大型巡視船で働いていた経験を活かし、限られた環境と予算でも暮らしを楽しむ工夫を発信中。「お金はないけど知恵はある」海保マインドと「海保式やりくり」で、暮らしの「ちょっと困った」を解決するライフハックをお届けします。産後1カ月のときに西日本豪雨で被災した経験から、防災・減災講座も開催。船舶料理士、整理収納アドバイザー1級、広島防災Jプログラムトレーナーなどの資格を保有。テレビ、新聞、雑誌、NHKラジオなどメディア出演多数。1985年生まれで広島県在住。趣味は古着屋めぐりとマンガを読むことです。

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