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新しいタンパク質産業の幻想 食料危機や気候変動対策になるという誇大広告~米国研究者らが批判

松平尚也農業ジャーナリスト、龍谷大学兼任講師、AMネット代表理事。
(写真:ロイター/アフロ)

 世界では「2050 年食料問題」が大きな議論となっている。2050 年に人口が 90億人を超え、食料そしてタンパク源が不足する恐れがあるというのだ。市民社会からは食料の不足よりは格差が問題であり、畜産の在り方の見直し、植物性タンパク源のさらなる利用が妥当との声が上がっている。

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農業ジャーナリスト、龍谷大学兼任講師、AMネット代表理事。

農・食・地域の未来を視点に情報発信する農業ジャーナリスト。龍谷大学兼任講師。京都大学農学研究科に在籍し国内外の農業や食料について研究。農場「耕し歌ふぁーむ」では地域の風土に育まれてきた伝統野菜の宅配を行ってきた。ヤフーニュースでは、農業経験から農や食について語る。NPO法人AMネットではグローバルな農業問題や市民社会論について分析する。有料記事「農家ジャーナリストが耕す「持続可能な食と農」の未来」配信中。メディア出演歴「正義のミカタ」「めざましテレビ」等。記事等に関する連絡先:kurodaira1974@gmail.com(お急ぎの方は連絡先をご教示くだされば返信します)。

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