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卵価格高騰、鳥インフルエンザ・ニワトリ全羽殺処分への現場からの疑問の声

松平尚也農業ジャーナリスト、龍谷大学兼任講師、AMネット代表理事。
(提供:イメージマート)

 卵価格高騰の大きな背景となっているのは、卵を産むニワトリを育てる採卵養鶏農家における飼料やエネルギー価格高騰だ。1月の東京のたまごの平均価格は(Mサイズキロ当たり)280円。過去5年間の1月の平均価格は148円だっただけに高く感じる人も多いかもしれない。しかし農家側の生産コストの上昇からみると、ようやくコストに見合う水準となったと言われている。鳥インフルエンザはさらに卵価格が上昇基調で推移していく動きを速めたと言われる。

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農業ジャーナリスト、龍谷大学兼任講師、AMネット代表理事。

農・食・地域の未来を視点に情報発信する農業ジャーナリスト。龍谷大学兼任講師。京都大学農学研究科に在籍し国内外の農業や食料について研究。農場「耕し歌ふぁーむ」では地域の風土に育まれてきた伝統野菜の宅配を行ってきた。ヤフーニュースでは、農業経験から農や食について語る。NPO法人AMネットではグローバルな農業問題や市民社会論について分析する。有料記事「農家ジャーナリストが耕す「持続可能な食と農」の未来」配信中。メディア出演歴「正義のミカタ」「めざましテレビ」等。記事等に関する連絡先:kurodaira1974@gmail.com(お急ぎの方は連絡先をご教示くだされば返信します)。

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