小学生男子が選んだ「2023年心に残った絵本ベスト7」
2週間に1回、図書館で一人10冊ずつ絵本&児童書を借りるのが習慣の我が家。
ざっくり計算すると年間260冊の本を読んでいます。
そんな絵本や児童書の中から年末にベスト7を小学生男子が選んでみました。
では早速いきます。
1.よるのあいだに
夜に働く人たちに焦点を当てたお話。世の中には夜に働く人がいて、そのおかげで快適にくらせていることを知るきっかけになった本。夜間救急、24時間スーパー、コンビニ、工場など、夜に働く人に思いを馳せるきっかけになりました。
2.給食室のいちにち
こちらもお仕事のお話。毎日食べられている給食。
どんな風にメニューは決められているのか、どうやってつくられているのか、食べた後はどうするのかなどなど、給食室の一日とそこで働く人たちの気持ちが伝わる一冊。
ここで出てくるカレーがたまらなく美味しそうで食べてみたくなります…!
3.わたし、わすれものがおおいです。
リアルで忘れ物が多い長男に刺さった絵本。
忘れ物の多いまきちゃんですが、誰も責めません。それどころかいつも助けてくれます。ですが、ある日いつも助けてくれるお友達も忘れ物をしてしまい…
くすのきしげのりさんが描く温かい世界に忘れ物が多い長男もほっとしたようです。
4.すうがくでせかいをみるの
好きなものがある家族に囲まれて、自分だけ好きが見つからなかった少女。
そんな女の子がある日見つけた「すうがく」。
世界のあちこちにすうがくは隠れていて、それを見つけるのがとても楽しい。
好きなものを通して世の中を見る視点に大人ははっとさせられるし、自分も好きなものを探してみたいという気持ちにさせてくれる。
最後の描かれた手描きのノートのような部分は「数学って楽しそう!」と思わせてくれます。
5.111本の木
インドであった実話。
ジェンダー格差の激しいインドにおいて、たった一人の男性が村人たちの意識を変えようと奮闘します。
性別だけで差別されるせかいがあること、それを改善しようと立ち向かった男性の勇気や努力を知ることができた一冊でした。
6.一本の木がありました。
この物語に文章はありません。
節目節目に「一本の木がありました」とだけ。
一本の木が姿を変え、その時々の役割を果たします。
ひとはみな一本の木である、というメッセージが込められた深い作品。
子どもと木の冒険を辿るのも楽しいです。
7.つくしちゃんとおねえちゃん
妹の視点で描かれる姉妹の話。何でもできる姉とのんびり屋の妹。5つのエピソードを通してしまいの温かな思いやりを感じる作品。
長男が読んで「なんか分かる」とつぶやいた本です。
絵本・児童書で肯定してもらってる
小4にもなると自分のこと、友達関係のことでため息をつくような日もぽつぽつ出てきました。
そんな時に親の私が「大丈夫だよ」などというよりもこうした本に勇気をもらうことも多くなってきたなと感じます。
私自身が小学生だった頃の読み物に比べても、子ども達の心に寄り添うような作品んが増えたように思います。
ここに挙がった本は私にとっても好きな絵本ばかりです。
ぜひ図書館に行った際に手に取ってもらったら嬉しいです。
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