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バイクでキャンプ旅を楽しむ6つのコツ!日本一周、オーストラリア一周した旅人が学んだこと

モロケン/MorokenGo旅とキャンプのYouTuber

自由気ままなバイク旅や、日本一周の旅をより楽しむための6つのポイントについて紹介します!

オーストラリア一周の様子
オーストラリア一周の様子

現在、新型コロナウイルスの影響で気軽に外出しがたい状況が続いていますが、今回は筆者が日本一周やオーストラリア一周した時の経験から、バイクでキャンプ旅を楽しむコツを紹介します。

侮れない基本編

立ちゴケはする前提で用意する

バイクで旅しながらキャンプをする時は「立ちゴケ」はしてしまうものとして割り切りましょう!

駐車したはずがバランスを崩して転倒・・・慣れない頃は何度も倒してしまいました
駐車したはずがバランスを崩して転倒・・・慣れない頃は何度も倒してしまいました

これは、積載が多くなり重心が不安定になりやすいためです。

慣れると、バランスよく積載したり、バイクを止める位置に注意できるようになるので立ちゴケの回数は少なくなります。

普段乗り慣れたバイクでさえも、キャンプ旅仕様の積載をすると勝手が異なります。

ある程度こけてしまうことを考えて、エンジンガードを取り付けたり、修理用のキットを持ち歩くなど対策しておくことをオススメします。

一日一回はお風呂に入って、身だしなみを整える

お風呂に入ったり身だしなみを整えるなんて、当たり前のことを・・・と思うかもしれませんが、キャンプ旅メインの旅人あるあるだったりします。

キャンプ場にシャワーが完備されていない場合が多いからか、人と会う機会が少なくなるからか、入浴や身嗜みが疎かになる旅人は一定数存在しています。

キメキメにする必要はありませんが、最低限の清潔感を保ちましょう。

オーストラリアのキャンプもできる公園にて
オーストラリアのキャンプもできる公園にて

旅の途中で立ち寄った土地で暮らす方からすれば、大荷物のライダーという存在は非日常の存在です。

そんな時に不潔な格好では、旅人ではなく、不審者に見えてしまうことがあります。

怪しまれないためにも、最低限の清潔感は忘れないようにしましょう。

より快適に旅を楽しむ中級編

バイクの故障の対応を決めておく

長期間バイクで走っていると、トラブルはつきものです。

バイクに積載できる量は限られているので、あれもこれもと工具を詰め込むと必要なものが積めなくなってしまいます。

オーストラリア一周中、エンジンが焼き付きバイクを手放しました
オーストラリア一周中、エンジンが焼き付きバイクを手放しました

特に日本一周など長期のキャンプ旅に慣れていないのであれば、防寒着や救急キットや常備薬など、安全や健康に関するものを手厚く用意した方が安心です。

体調を崩したり怪我をした時に、電波も届かないような山奥だった場合、対応できる用意がなければ辛い思いをすることになるからです。

自分で対応するトラブルの範囲を決めて、対応出来ないトラブルが発生した場合はレッカーを頼むなどして対応するとよいでしょう。

調理器具や調味料を充実させる

お湯だけ沸かして、食事はスーパーのお惣菜でいい!と思う方もいるでしょう。

もちろん最低限であれば、そういった用意でも困りませんが、それなりに調理器具や調味料を充実させることをオススメします

コーヒーなどの嗜好品を持ち運ぶのもオススメです
コーヒーなどの嗜好品を持ち運ぶのもオススメです

日本一周となるとそれなりに長期間になるので、お惣菜ばかりでは少し飽きてしまいます。

また節約しながら旅をしたい旅人は、パスタなどの節約メシを作ることができれば、かなり食費を抑えることができるでしょう。

これは経験談ですが、いかにも「旅人」な雰囲気で休憩をしていると、差し入れに地元の野菜などをいただくことも多いです。

そんな時に、調理方法の選択肢が多いとより美味しく頂くことができます。

食事が楽しみなタイプの旅人は、旅の自炊も楽しめるのではないのでしょうか?

ちょっと難しいかも?上級編

「日本一周中」のボードを用意して周囲にアピールする

SNSなどでは、日本一周中というボードを用意して、旅をしている旅人を多く見かけると思います。

このボードをつけていると、旅人であることは一目瞭然であり、当然目立ちます。

話しかけられる回数が増えるので、旅先での出会いを増やしたい場合は必ず用意すべきものでしょう

自転車で日本一周した時は、紙をファイルに入れた超簡単ボードでした
自転車で日本一周した時は、紙をファイルに入れた超簡単ボードでした

過去にボードを用意して日本一周した時は、バイクを止めて離れていてもボードを見て戻って来るのを待って下さった方や、地元で有名な観光地や食事の情報などを教えていただくこともあり、自分から話しかける以上に出会いが広がります。

旅の目的を決める

心のままに、道を走り偶然の出会いを楽しむことは旅の醍醐味です。

ですが、なんとなくバイクで走って、なんとなく家に帰るのは、もったいない!と思います。

感じたことを記録することや、これから訪れる土地の知識をもとに目的地を定めるなど、何かしらの目的を持ちながら旅をすると、より濃密に旅を楽しむことができるでしょう。

なんとなく旅をすることと、気ままに旅をすることを目的に行動するのは、やはり違うというのが僕の考えです。

「自分がしたい旅」のイメージがあると、訪ねる場所や行程の計画も立てやすいと思うので、初めてキャンプ旅をする方は特にオススメです。

まとめ

旅のスタイルに正解はありません。

ここで紹介したことは、あくまで筆者の経験に基づいたものです。

「自分がどんな風に、バイクでキャンプ旅をしたいのか」ということをテーマにして、用意すれば自ずと必要なものが見えてくると思います。

もちろん、日本一周やキャンプ旅をする旅人は沢山います。

ですが「あなたの旅、あなたの日本一周」この世で唯一無二の、かけがえのない旅なのです。

あなたの旅を楽しむために必要なものはなんですか?

旅とキャンプのYouTuber

唯一無二の映えるキャンプ動画を配信しています。元福岡県警察官で現在はYouTuber。九州でSNSのサポートをする会社ミセカタのスタッフ。SNS上の見せ方や見え方を考えている人です。本名:諸藤健太郎。

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