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針金ハンガーは捨てちゃダメ!乾かない問題を解決する洗濯時短の裏技

ハナおうちクリーニング(洗濯)研究家

こんにちは、おうちクリーニング(洗濯)研究家のハナです。

冬は他の季節に比べて日照時間が短く気温も上がらないため、「厚手の冬物衣類が乾かない」と悩んでおられる方が多いですよね。

本日は日照時間が短くても、曇り空でも短時間で洗濯物を乾かせる洗濯技を紹介します。

クリーニング店でもらえる針金ハンガーだけでできる裏技もあるので、試してみてください。

針金ハンガーで空気の通り道を作る

クリーニング店でもらえる針金ハンガーを使って洗濯物を干すと、肩幅がないので衣類の前後がくっついてなかなか乾かないんですよね。

そんな針金ハンガーもちょっとしたことで速乾ハンガーに早変わりします

針金ハンガーの下の部分を前方に向かって引っ張って曲げます。

曲げた針金ハンガーに衣類を干すと・・

薄っぺらい針金ハンガーが立体的になり衣類の前後に隙間ができます。この隙間に風がとおることで早く乾くようになるのです。

同じように服の間に空気の通り道をつくるハンガーも販売されています。

写真のアイテムは100円ショップやニトリなどで1本100〜150円で販売されている厚手の衣類を干す時に便利なハンガーです。

肩幅を広く取ることで、衣類の前後の布の間に隙間をつくり空気の通り道ができ早く乾くんです。

シーツなどの大物を早く乾かす方法

冬に乾かない洗濯物の代名詞のようなシーツや毛布を干す時も、針金ハンガーが役に立ちます。

シーツの間にハンガーを仕込んで風の通り道を作ります。

たったこれだけのことで普通の干すよりも1時間以上も早く乾きます。

シーツだけでなく、毛布などにも使えますよ。

冬の洗濯物を早く乾かすコツは風の通り道を作ってあげることです。

裏返して干す

厚手の衣類だと表面が乾いていても着用するとポケット部分が冷たかったりしますよね。

服の裏側には縫い目の折り返しやポケットなど、布がかさなっている部分が多くあります。

乾きにくい服の縫い目やポケットなどを表に出すことで、乾きが格段に早くなります。また、日があたる場所に衣類を干す場合は、日光による脱色も防げて一石二鳥です。

窓際に干し場をつくる

部屋干しする場合、日光が入る窓際は洗濯物がよく乾く一等地です。バスタオルなどの乾きにくいものは、窓枠に突っ張り棒を設置して干すと、あっという間に乾きますよ。

100円ショップやホームセンターには突っ張り棒や窓枠に取り付けるタイプのアイテムが揃っていて、簡易サンルームを簡単につくることができます。

【ダイソー】釘のネジも不要!たった1分でサンルームが作れるお宝グッズを発見

日光に当てると光脱色を起こす素材もありますので、ご注意ください。

エアコンを利用する

エアコンを使ってる場合、部屋干しの一等地はエアコンの風があが当たる場所です。

昼も夜も関係なく洗濯ものがよく乾きます。洗濯物を干すことで空気の乾燥も防ぐことができます。

エアコンの側だと外に干すよりもずっと早く乾くので、部屋干し臭の心配もありません。

平干し用のネットに靴下を並べておくと、エアコン効果であっというまに乾きます。

ピンチに挟む手間が省けるので時短にもなります。

私はエアコンに引っ掛けて使うハンガーを利用していますが、移動式の洋服かけをエアコンの前に持ってきて干してもいいですね。

厚手の衣類も外に干すより早く乾くのでおすすめです。

冬の乾かない問題を解決するポイントは3つ

・衣類の間に空気を通す

・衣類を裏返しにして干す

・部屋干しは一等地を見逃さない

日照時間の短い冬は外干ししても乾きにくかったり、仕事からかえったらしっとりしめっていたりと悩ましいですが、少しのくふうで部屋干しでもカラッと乾かすことできます。

今回紹介させてもらったのは簡単な方法ばかりなので、ぜひお試してみてください。

おうちクリーニング(洗濯)研究家

年間100以上の洗濯グッズを自腹で試すおうちクリーニング(洗濯)研究家。世の中に当たり前のようにある洗濯に関する常識が本当なのか?売れている商品は本当に使えるのか?そんな疑問を実際にやってみて、誰もが目に見えるかたちで公開するブログ「洗濯ラボノート」を運営。雑誌「LDK」、「LEE」、「Mart」、「大人のおしゃれ手帳」など多数掲載。関西を中心にテレビにも出演。 苦手を「できる!」に変える洗濯の裏技やグッズを紹介します。

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