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実は海外でもブレイク中!北陸に出かけたら食べて欲しいシャキシャキ野菜の「8番らーめん」

satochin旅行・グルメ・おでかけライター

旅行・グルメ・おでかけライターのsatochinです。その地方でしか食べられないチェーン店のラーメンってありますよね。筆者が北陸に出かけたら必ず食べてくる「8番ラーメン」を紹介します。

加賀発祥の「8番らーめん」

東海エリアに出かけたら必ず一度は食べるのが「寿がきや」のラーメン。同じように北陸エリアに出かけると、ついつい食べてしまうのが「8番らーめん」です。

昭和42年(1967年)2月11日に石川県加賀市の国道8号線沿いの田んぼの真ん中に開業。開店当初から25席しかない小さなお店でありながら、1日1,300杯のラーメンが売れる繁盛店だったそうです。

現在は石川県・富山県・福井県など北陸を中心に、長野県・岡山県に店舗があります。さらにタイやベトナムにもお店があり、なんとタイは160店舗と日本の店舗全部あわせた数より多いんです。しかもタイに進出したのは30年前。タイで8番らーめんを食べてきた人が、日本で8番らーめんを見かけて驚いたという話もあるんですよ。

4つの味から選べる野菜らーめん

野菜らーめん 味噌
野菜らーめん 味噌

お店の看板メニューは炒めた野菜がたっぷり乗った「野菜らーめん」。味は味噌、醤油、塩、バター風味の4種類で、どれも660円(税込726円)。バター風味は塩味がベースでバターが乗っています。どれも人気ですが塩と味噌が人気を二分しているとか。筆者は塩味が好きです。

※4月22日からは690円(税込759円)となります。

小さな野菜らーめん 塩
小さな野菜らーめん 塩

麺の量も選べて、麺1/2の小さな野菜ラーメンが580円(税込638円)。さらに、麺なしの野菜とスープのみの麺なし野菜らーめん580円(税込638円)というのもあり、これはラーメンを我慢しているダイエッターにはとても嬉しい

※どちらも4月22日以降は620円(税込682円)となります。

他にも担々麺やちゃあしゅうめん、季節限定のらーめん、炒飯、餃子、春巻、鶏の唐揚げなど、中華メニューも揃っています。

いざ実食!

8番らーめん 富山駅店
8番らーめん 富山駅店

富山や石川は車で走っていると、いろんなところで8番らーめんを見かけます。今回の富山旅行では富山駅にある8番らーめんを利用しました。夜8時近い遅い時間でしたが、入口には数組が待っていました。さすがは北陸のソウルフード、人気があります。日中見かけた国道沿いのお店の前に、行列を見かけました。

注文はタブレットから行います。筆者は餃子6個がついた8番セットをオーダー。

8番セット
8番セット

らーめんと餃子、同時に運ばれてきました。

野菜らーめんのおいしさは、なんといってもシャキシャキ野菜。キャベツってこんなに甘かったの?と、驚く甘さです。塩味のスープは優しい味で、野菜の旨味を引き立てます。中太の麺はもちもちと食べ応えがあり、スープがよく絡みます。

スープの味が濃すぎないから、普段はスープを残してしまうのだけど、気づけば最後の一滴まで飲んでしまうんですよね。

餃子は皮がパリッと焼かれ、野菜多めでジューシー。テーブルの上にある餃子のタレとラー油でいただきます。

なんというか懐かしい味なんです。最近はいろんなラーメンが出ていますが、こういうのがいいんだよと言いたくなるような懐かしい味なんです。

生ビール餃子セットのビールと枝豆
生ビール餃子セットのビールと枝豆

一緒に出かけた主人は生ビール餃子セットとBセット

生ビール餃子セットは生ビール・餃子6個・枝豆がセットで810円(税込891円)。ちょい飲みが出来るのは嬉しいですね。

※4月22日以降は830円(税込913円)となります。

Bセットと生ビール餃子セットの餃子は一緒に運ばれてきました。
Bセットと生ビール餃子セットの餃子は一緒に運ばれてきました。

Bセットは野菜らーめんとミニ炒飯がセットで940円(税込1,034円)。ちなみにAセットは野菜らーめんと8番餃子、ライス小のセット990円(税込1,089円)。Cセットは野菜らーめんと唐揚げ1,070円(税込1,177円)。

※セットは店舗によってはない場合もあります。

※4月22日以降はAセットが1,050円(税込1,155円、Bセットが1,000円(税込1,100円)、Cセットが1,140円(税込1,254円)となります。

野菜らーめんは味噌味にしていました。

味噌もコクがあっておいしい!とはいえ濃厚なわけではなく、やはり優しい味なのです。テーブルの上にあるニンニクを入れて味変を楽しむのもオススメです。

炒飯もやはりどこか懐かしい味。子どもの頃、親に連れて行ってもらった町の中華屋さんを思い出します。

あえていうなら、すんごいおいしい!というわけではないです。でも、初めて食べてもノスタルジーが感じられる、心がほっとするような味で、クセになってしまうんです。北陸に来ないと食べられないから、つい来たら一度は食べちゃうんですよね。お腹がいっぱいの時は、小さな野菜らーめんを食べて帰ります。

8と描かれたハチカマが8番らーめんのシンボル。タイではオリジナルのハチカマのみで販売が作れているそうです。いつかタイの8番らーめんも食べてみたいものです。

8番らーめん 富山駅店
住所 富山県富山市明輪町1番70号 とやマルシェEATS de Meets
電話番号 076-443-2782
営業時間 10:00~22:00(LO 21:30)
定休日 なし
公式ホームページ 8番らーめん(外部リンク) 
※記事内の価格は2024年4月15日時点のものです。

旅行・グルメ・おでかけライター

おいしいものが大好きで、ご当地グルメをもとめて日本全国47都道府県を制覇。食べログの地図を塗りつぶした旅行ライター。海鮮丼マニアとしてテレビ出演経験あり。 旅先の飲食店以外にもローカルスーパーや道の駅、SA・PAで見つけたご当地グルメを中心に、温泉やホテルも紹介しています。普段のサービスや味を知りたいため、事前許可を取らず、気に入ったら後から掲載許可をもらい、紹介している記事が多いです。許可をもらえるまでしつこいです(笑)。 リアルな旅の記録はXで発信中。 温泉ソムリエマスター/サウナ・スパ健康アドバイザー/銭湯検定4級/チェコ親善アンバサダー

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