【京都市西京区】ニデック創業会長寄贈の会館で初のマルシェ開催 自家焙煎珈琲やキッチンカーなど行列に!
西山山麓にあって良質のタケノコの産地でもあり、大枝柿の産地として、柿街道などでも知られる大原野大枝地域は、ニデック株式会社の永守重信代表取締役会長兼CEOの住居がある地域でもあります。その永守会長から「西京区大枝学区における自治活動の推進のため」と建設寄贈された「永守重信大枝文化会館」を2024年5月26日に訪れました。
この日は、今年1月に開館した同会館で初めてとなる「大枝マルシェ」が地元自治連合会などで構成する大枝マルシェ実行委員会主催で開催されていました。開館時間からほどなくして、各ブースには親子連れなどの行列もできるほど多くの人で賑わいました。
飲食ブースでは、大枝地域でコーヒーショップやアトリエ、放課後デイサービスなどを行っている「暮らしランプ」(外部リンク)から様々な絵画展示即売と自家焙煎されたドリップ珈琲やクッキーなどが出店されました。
厳選ノンアルコールカクテルのブースやキッチンカーでは、仲睦まじい元教員夫婦の切り盛りする「アンデスCafe」(外部リンク)から販売されたチーズサルサドッグやかき氷、フレッシュジュースなどに行列が出来ていました。若者の居場所作りを進めている京都市ユースサービス協会からは大型キッチンカーの移動型ユースセンター「YOUTH STAND」(外部リンク)も登場。この日は駄菓子屋さんになっていました。昔懐かしい駄菓子の数々に大人も子どもも大喜びの様子でした。
体験ブースでは、関西を中心に活動するエンターテイナー集団「CLAPxCLAP」(外部リンク)のクロベイさんによる手裏剣投げや剣舞体験、各種ハンドメイド作品の販売やワークショップなどが開催され、いずれのブースも大盛況となりました。
大枝マルシェ実行委員会副責任者の楠木久美子さんからは、「永守会長からせっかく寄贈されたこの施設を最大限に活かして大枝地域をもっともっと盛り上げていきたい」と語っていただきました。
「永守重信大枝文化会館」は、約3億7千万円をかけ、木造2階建てで延べ床面積は476平方メートルあり、床暖房や太陽光パネルが設置されている他、防災機能を完備して、災害時の拠点としても使えるようになっているのだそう。隣接して地域の消防団の詰め所も設けられました。2024年1月16日の受納式で永守会長は「自らが住まう地域に今後も需要があれば貢献したいと思っています」と話されていました。
今後もマルシェなどの取り組みを継続していくことになっているということなので、ぜひお立ち寄りください!
「永守重信大枝文化会館」京都市西京区大枝塚原町4−63
「大枝マルシェ実行委員会」(外部リンク)