元釣具屋店員が教える「無駄買いしない釣り具の揃え方」
「釣りをやってみたい!」と思った時、まずは道具を揃えるところから始まります。
一言で釣りといっても、様々な種類があります。
海釣り、川釣り、池や釣り堀での釣りなどがありますが、それぞれ道具もやり方も違います。
もっというと、海釣りだけでも堤防からの釣りか、船に乗って釣るのかでも道具が変わり、魚のターゲットが変わればこれもまた別の道具が必要です。
このように自分がやりたい釣りを決めておかないと道具ばかり増えてしまい、お金がとてもかかってしまいます。
「これから釣りを始めたい!」という方に無駄買いしない釣り具の揃え方を教えます!
釣るターゲットを決める
何を釣りたいかで決める!自分が釣りたい魚は何?
ターゲットとなる魚を決めれば、自然と釣る場所と釣り方が決まります。
例えばアジを釣りたいと決まれば、場所は海となります。
その次に、堤防から釣るのか、船で釣るのかを考えます。
そして、エサで釣るのか、ルアーで釣るのかを決めていきます。
釣り方は1~2種類に!釣り方を絞らないと道具を無駄買いすることに!
「アジを堤防から釣ろう!」と考えた時に、いろんな釣り方を試そうとすると道具が多く必要になってしまいます。
堤防からアジを釣るやり方だけでも、
- サビキ釣り
- トリックサビキ釣り
- ウキ釣り
- 投げサビキ釣り
- アジング
これだけあります。
全ての釣りをやろうとすると、仕掛けがそろえぞれ違いますし、ロッドも変えないといけません。
釣りをする時間が4時間ぐらいだとすると、1種類か2種類が限度です。
欲張らず、釣り方を決めておくことが無駄買いをしないコツです。
今回はサビキ釣りと投げ釣りに絞って仕掛けとエサを揃えました。
ロケーションで決める
近所で手軽に出来る釣りから始める
先ほどは「釣りたい魚」から考える釣りでしたが、近所で手軽に始められるという観点から釣りを考えてみましょう!
小魚釣りをしたい!と思い立った場合、道具はさほど必要ありませんが、他の大型の魚を釣ろうとすると仕掛けもロッドも変えないといけません。
川で釣れるターゲットだけでも、
- ブラックバス
- コイ
- ナマズ
- 小魚 など
それぞれ仕掛けもロッドやリールが違うので注意してください。
釣具屋に行こう!
釣る場所とターゲットが決まっていれば店員に伝えやすい!
釣具屋は釣り場やターゲットごとの釣り方に精通しています。
こちらが「ここでこの魚を釣りたい!」と伝えれば予算内に道具を選んでもらえます。
ネットでも道具を揃えられる時代ですが、釣具屋は地元の釣り場のことに特に詳しく、有名な釣り場のことであれば最新の情報を持っています。
無駄買いを抑えるという意味でもプロに直接聞くことをお勧めします。
今回も実際、釣具屋で「若洲海浜公園でアジ釣りをしたい」と伝えたところ、予算一万円で道具を選んでもらえました。
これで堤防からサビキ釣りと投げ釣りが出来る道具がそろいました。
こちらが釣る場所とターゲットさえ決まっていれば、店員側も的確なアドバイスが出来ます。
長く釣りを楽しむためにも、事前の準備と釣りの種類について知っておきましょう。