【京都府長岡京市】3年ぶり開催のガラシャ祭のヒロインお玉と忠興に遠距離恋愛で今年成婚のカップル決定!
市政施行50周年を迎える長岡京市では、明智光秀の娘、玉(のちの細川ガラシャ)にゆかりのある勝龍寺城(勝竜寺城公園)にちなんで平成4年(1992年)から開催されている「長岡京ガラシャ祭」が2022年11月13日に、3年ぶりに開催されます。
当日は、時代衣裳を着て「玉」の輿入れを再現する行列や各種団体や市民による町衆祝い行列など総勢約1,000人が長岡第六小学校から勝竜寺城公園までの約3kmを練り歩きます。祭りには例年65,000人が訪れます。
その中心になる主役級の配役決定の抽選会が2022年9月4日(日)の10時から、JR長岡京駅西口のバンビオ広場で開催されました。地元開田響太鼓の応援で始まり、京都・長岡京おもてなし武将隊つつじの玉と光秀も応援に駈け付ける中で行われた抽選会には、事前に申し込みのあった約80名が参加しました。
家臣、侍女役などを含めた応募総数は132名と過去最高となりました。名のある配役として、明智弥平次、松井康之、清原マリア、細川藤孝、細川麝香、明智光秀、明智煕子、明智玉(細川ガラシャ)と細川忠興の9つの配役が公開抽選で決定されました。
ヒロインの玉と夫の忠興役は、長岡京市に在住、在勤、在学中のカップルから15組の応募がありました。見事主役を引き当てたのは、長岡京市一文橋在住の栗栖加奈さん(28歳)と愛知県在住の金井大弥さん(30歳)です。遠距離恋愛を経て、二人は、今年結婚するカップルです。
加奈さんは、高校生のときに侍女役で行列に参加したことがあり、2012年には両親もまた、明智光秀と煕子役で参加していて、親子2代で大役をゲットしたことになります。加奈さんは、「ほんとに嬉しい。私はむっちゃ晴れ女やし、当日は絶対晴ですね。」と頼もしい。
大弥さんは、「結婚記念に思いでづくりをと応募しました、まさかほんとにあたると思ってなかったです。もうちょっと整えてきたらよかったな。11月13日まで主役として街を盛り上げていきたい。」と喜びを語ってくださいました。
ガラシャ輿入れの時から侍女として、またクリスチャンへの導いたと言われる清原マリア役は、輿にも乗れるため人気です。役を勝ち取ったのは、友岡地域の岡山優希さん。現役の看護師さんです。かつて幼稚園の企画で、ガラシャ祭の神輿を担いで以来、輿に乗ってみたいと憧れていました。「ほんとに当たっちゃって、びっくりした。当日の勤務調整しなっくちゃ。夢叶って嬉しい」と満面の笑顔でした。
みんな頑張れ! 長岡京市を盛り上げるため、頑張ってくださる若い人たちに心から祝福とエールを送りたいですね!
長岡京ガラシャ祭実行委員会事務局(長岡京市役所市民協同部自治振興室自治振興係内、外部リンク) 長岡京市開田1丁目1番1号 075ー955-1299まで。