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低予算でチャレンジ!「オトナのザリガニ釣り」の魅力とは?

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多くの方が子供のころに野池などで楽しんだことのあるザリガニ釣り

紐にスルメを結び、割りばしを竿代わりにして釣るスタイルは誰でも楽しめる上に

しっかりとスルメを掴ませないと途中で離してしまうという、ザリガニとのスリリングな駆け引きはゲーム性も高く多くの子供を熱中させてくれました。

ですが実は、私たちの身近なところで、そんな童心を思い出させてくれる「オトナのザリガニ釣り」があることをご存知でしょうか?

今回はそんなオトナのザリガニ釣りの魅力について紹介します。

「オトナのザリガニ釣り」とは?

オトナのザリガニ釣りのターゲットとなる生き物は「テナガエビ」という名前の生き物。

河川に住む日本の淡水最大のエビで、オスには自分の体と同じくらいの長さの立派な腕があります。

アメリカザリガニと大きさも近く、低予算で始められてしかもゲーム性も高いことから、大人も思わず熱中してしまう人気ターゲットです。

必要な道具は?

ここからは必要な道具について紹介します。

オトナのザリガニ釣りということで割りばしよりは本格的になっていますが、道具をゼロから揃えても2,000円もあれば揃ってしまうという低予算で始められます。

①延べ竿

一つ目のアイテムは延べ竿です。

こちらはリールのないシンプルな振出式の竿で、伸ばしても1.5m程度の短さ。

割りばしよりは本格的ですが、800~1,200円程度で購入できます。

②仕掛け

続いてテナガエビ用の仕掛けです。

ウキや針もついていて、ザリガニ釣りよりもかなり本格的になっています。

値段はピンキリですが、シモリ付きの物を購入するのがポイントです。

竿と同じく釣具屋で購入でき、400円程度で購入できます。

③スコップ

エサのミミズを調達するためのアイテムで、100円ショップで購入できます。

④タッパー

エサを入れるための容器で、100均でも購入できます。

いざ、オトナのザリガニ釣りへ!

道具の紹介も終わったところで、いざオトナのザリガニ釣りへ!

エサは買うこともできますが、やはり童心に帰るためにも現地調達がオススメ。

枯草や落ち葉の下をスコップで掘り、3-4cm程度の長さのミミズを探します。

2匹程度あれば1回の釣行は十分です。

エサを確保したら、いざ河川へ。

こんな感じの、テトラポットがあるポイントがオススメです。

ポイントに着いたら仕掛けをセットしていざ実釣開始。

テナガエビが潜んでいそうな、障害物の周りをひたすら探っていきます。

こんな感じの護岸の際も狙い目ですし

沈んだ自転車などの周りは一級ポイントです。

仕掛けを落として30秒程度待ち

反応がなければ次々と別の穴を探っていきます。

ちなみにテナガエビがエサを見つけた時の反応は、普通の魚と違ってウキが沈むのではなく、スーッと横にスライドしていきます。

詳しい釣り方については下の記事で紹介しています。

そして遂に待望のアタリが…!

釣りを始めること15分、遂にウキがスーッとスライドするテナガエビ独特のアタリが!

すぐに竿をあげると離してしまうので、反応があってから再度、心の中で1分数えて心を落ち着かせます。

そしていざ竿を上げてみると、手元には確かな重みとともにビクビクとしたエビ独特の振動が!

そして上がってきたのは

立派なオスのテナガエビ

ザリガニよりもわずかに小さいながらも大きめのサイズ感や、体の長さほどのある腕は迫力があります。

そしてザリガニといえば指を挟まれるのがお約束ですが、テナガエビも同様に挟んできます。

今回は童心に帰るために敢えて挟まれてみると

指の色が変わるくらいには力が強いものの、ザリガニと比べると可愛い痛みです。

さてこちらのテナガエビ釣り、オトナのザリガニ釣りというだけあって難易度が高く

ザリガニの場合はハサミで挟ませるだけでも釣りあがったのですが、テナガエビはしっかりとエサを口に食い込ませる必要があります

そのため、しっかりと食い込ませてからでないと

なかなか釣れなかったり、エサだけ取られてしまったりするので、駆け引きが難しくてよりゲーム性が高いです。

ただ居場所さえわかれば何度も積極的にアタックしてくれるので、すぐにリベンジできます。

また釣れる穴を見つけるまでは大変なのですが

釣れる穴を見つけると連発できることも多いので

同じ穴で次々と釣りあげていきます。

ただ面白いのが、同じ穴に何匹もいる場合、サイズの大きいエビから食ってくるので

少しずつサイズが小さくなり

終盤には腕の短い、メスが釣れるようになります。

こうなるとこの穴では大型のテナガエビは狙えなくなるので、場所を変えます。

この日は短時間でしたが、8匹と楽しむことができました。

ちなみに釣り上げたエビは酸欠に弱く、すぐに弱ってしまうのでエアレーションは必須です。

今はダイソーでもエアレーションが手に入る時代なので、釣ったエビを持ち帰る場合はエアレーションを用意しましょう。

ダイソーのエアレーションの詳細については下の記事で詳しく紹介しています。

まだまだ終わらないオトナのザリガニ釣り

ザリガニ釣りであれば釣って終わりですが、ここで終わらないのがオトナのザリガニ釣り

持ち帰ったテナガエビは、調理して美味しく食べることができます。

個人的にオススメしたいのが片栗粉をまぶして油で揚げたテナガエビの唐揚げ

殻は柔らかいのでそのまま食べられますし、カリっとした食感とエビの旨味が堪りません!

真夏の暑い時期には、パラっと塩を振ればいい酒のツマミになり

特にビールとの相性は抜群

テナガエビを口に入れた後にグイっとビールを流し込むのは、まさに至高の贅沢です。

童心に帰って夢中になって遊べる上に、持ち帰って食べても絶品なんてこの上ない贅沢です。

テナガエビの唐揚げの作り方についても下の記事内で紹介しています。

今回はオトナのザリガニ釣りこと、テナガエビ釣りについて紹介しました!

低予算で始められてこれからの時期にピッタリなので、この夏にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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