魚のヒレは捨てないで!魚のヒレを使った「至高の贅沢」とは?
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釣った魚を調理する際や、魚を1匹まるごと買って調理する際、魚のヒレを捨てていませんか?
実はその魚のヒレをとっておくと、お金をかけずに「至高の贅沢」を楽しむことができるんです。
そこで今回は、そんな魚のヒレを使ってできる贅沢について紹介します。
魚のヒレを使ってできる「至高の贅沢」とは?
魚のヒレを使ってできる「至高の贅沢」とは、ずばりヒレ酒です。
ヒレ酒といえばフグのヒレ酒が有名ですが、実はフグ以外の魚のヒレでも楽しむことができます。
ヒレ酒の作り方
ここからは魚のヒレを使ったヒレ酒の作り方について紹介します。
まずは魚のヒレの調達ですが、今回はアカハタを釣ってきたのでアカハタのヒレを使用しました。
アカハタ以外にもスーパーで売っているタイやカサゴ、メバルなどの魚のヒレでもできます。
魚のぬめりを念入りに取ったあと、ハサミでヒレをカットします。
ヒレ酒にオススメなのは尾ビレと胸ビレです。
続いてカットしたヒレを天日干しにしてカリカリに乾かします。
天日干しにすることでヒレのうまみ成分を増幅させているのですが、この時から既に完成したヒレ酒を想像して非常に贅沢な気分に…。
そして天日干しにしたヒレがこちら。
水分がしっかりと飛び、旨味が凝縮された干物のような香りがするのですが、更に香りを立てるためにコンロで軽く炙ると
先ほどの旨味のある香りに加えて、エイヒレを炙った時のような贅沢な香りが漂うではありませんか!
この香りだけでもこれだけ特別感があるのだから、完成したヒレ酒を飲んだら一体どうなってしまうのだろう…。
さて、ヒレが完成したところで、いよいよお酒に入れていきます。
今回は特別なお酒ではなく、スーパーで買ってきた700円程度の日本酒を用意しました。
こちらを容器に注いで
ラップをして電子レンジで加熱します。
熱燗は基本的には50度程度が望ましいと言われているのですが、ヒレ酒の場合はヒレの旨味が溶け出すためには高温である必要があるので、沸騰しないギリギリの温度になるように加熱します。
今回は様子を見ながら600Wで2分弱、加熱しました。
日本酒の香りが部屋中に立ち込め、このまま飲んでも美味しそうなのですが
アツアツの日本酒に、先ほどの準備したヒレを入れます。
ヒレの旨味が染み出るのを待つ時間の、ワクワク感が堪りません。
そして完成したヒレ酒がこちら!
ヒレを入れて待つこと2分、完成したヒレ酒がこちら。
ヒレの色が日本酒に染み出していて、しっかりと旨味が染み出ているのが分かります。
日本酒の香りと先ほどの炙ったヒレの香ばしさが混ざり合って期待感が最高潮に達した中、いざ一口飲んでみると…
「あぁ…旨い…!」
日本酒に溶け出した炙ったヒレの香りが日本酒の旨味と絶妙に混ざり合って、思わず声が漏れてしまうほどの旨さ。
ただヒレ酒を飲んでも相当美味しいのですが、ヒレを天日干しにしたり、炙ったりと、自ら手間をかけたことでその贅沢さが一層際立っています。
一口ごとにその旨味を満喫しながら、飲み終える頃にはほろ酔い気分も相まって幸福感に満たされていました。
今回は魚のヒレを使ってできる「至高の贅沢」について紹介しました。
多少の手間はかかりますが、普段は捨ててしまう魚のヒレと、安価な日本酒でも十分贅沢な気分が味わえるので、気になる方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?
※本記事ではお酒が登場していますが、20歳以下の飲酒は法律で禁止されています。また妊娠中・授乳中の飲酒はお控えください