使いかけの「トマト」どう保存?長持ちさせる方法を、元スーパーの店員が解説!
トマトが美味しい時期になってきましたね。
赤く熟したトマトは、切るだけで副菜が1品完成する万能野菜ですよね。
特に生で食べることが多いトマトは、1個丸々食べきれないときどう保存するか?悩んだことありませんか。
保存方法を間違えると、トマトが長持ちしなかったり、味を損なう結果になることも…!
そこで今回は、トマトを長持ちさせる保存方法を、元スーパーの青果担当だった私、「ぱるとよ」がご紹介しますね。
使いかけのトマト、どう保存する?
使いかけのトマトはカットしてそのまま冷蔵庫で保存するのはおすすめしません。
理由は、トマトの内部に含まれる水分が失われ、結果として味が落ちてしまうからです。
具体的な例としては、トマトを半分にカットし、そのまま冷蔵庫で保存した場合、翌日には表面が乾燥し、トマト本来のジューシーさが失われてしまいます。
そこで、使いかけのトマトを保存する際は、トマトの断面にピタッとラップを貼り、冷蔵庫で保存します。
その結果、トマトの断面を外気と遮断できて、乾燥するのを防いでくれます。
ただし、切り口を下にして保存すると、カット面から水分が出てしまうため、切り口を上にすることを心がけましょう。
カットして保存はオススメしない!(すぐ食べない場合)
トマトは水分の多い野菜の一つです。
特にくし切りやスライスなど食べやすい大きさにカットすると、時間の経過とともにトマトの水分が流出してしまいます。
その結果、トマトのジューシーさが失われたり、風味が落ちてしまい美味しさを損ねてしまいます。また、適度な水分と糖分はカビや雑菌を繁殖させるには最適な環境となります。
すぐに食べる場合だと問題ないのですが、1〜2日ほど保存するときは食べやすい大きさにカットしないことをオススメします。
冷凍するのもあり!(生食には不向き)
使いかけのトマトを3日以上保存する場合は、冷凍されるのをオススメします。
冷凍する手順は次のとおりです。
1)調理しやすい大きさにカットします。
2)食品用保存袋(冷凍対応)に入れます。
3)冷凍庫で保存します。
1ヶ月を目安に食べきってくださいね。
こうすることで、トマトを捨てることなく最後まで美味しく食べられますよ!
トマトソースや煮込み料理など加熱する料理に活用できます。
まとめ
今回は、使いかけのトマトの保存方法について解説しました。
鮮度よくトマトを長持ちさせて最後まで美味しく食べきりたいものですよね。
気になる方は、ぜひ試してくださいね。
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