今年のポストシーズンは3チームがワールドシリーズ初優勝をめざす。一方で、過去3年の王者も揃い踏み
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10月3日から始まるポストシーズンには、過去3年のワールドチャンピオンが揃っている。2020年はロサンゼルス・ドジャース、2021年はアトランタ・ブレーブス、昨年はヒューストン・アストロズが頂点に立った。
ちなみに、この3チームの前、2019年にワールドシリーズ初優勝を成し遂げたワシントン・ナショナルズは、その後、一度もポストシーズンに進んでいないどころか、4年続けて地区最下位に沈んでいる。
各チームのシード順、ワイルドカード・シリーズとディビジョン・シリーズの相手に、直近のワールドシリーズ進出と直近のワールドシリーズ優勝は、以下のとおり。
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過去3年のワールドチャンピオンとは対照的に、ポストシーズン進出の12チーム中3チーム、タンパベイ・レイズ、テキサス・レンジャーズ、ミルウォーキー・ブルワーズは、これまでにワールドシリーズで優勝したことがない。
他に、ワールドシリーズ優勝なしは、サンディエゴ・パドレス、コロラド・ロッキーズ、シアトル・マリナーズの3チームだ。マリナーズだけは、ワールドシリーズ進出もない。
今年、初優勝をめざす3チームのうち、レイズとレンジャーズのワールドシリーズ進出は2度ずつ。レイズは、2008年が1勝4敗、2020年は2勝4敗だ。それぞれの相手はフィリーズとドジャースだったので、今年、再びワールドシリーズで顔を合わせる可能性もある。
レンジャーズは、2010~11年にワールドシリーズで1勝4敗と3勝4敗。こちらは、サンフランシスコ・ジャイアンツとセントルイス・カーディナルスに敗れた。
レンジャーズは、ワールドシリーズ優勝の寸前までいった。それについては、「ポストシーズンのホームランを4チームで打った選手のうち、ワールドシリーズ優勝を経験していないのは…」や「ワールドシリーズのヒーローが、球団殿堂入りを辞退する」で書いた。
ブルワーズがワールドシリーズに進んだのは、1982年の1度きり。○●●○○で3勝2敗と王手をかけたものの、そこから、カーディナルスに連敗した。当時、ブルワーズはア・リーグにいて、1998年からナ・リーグへ移った。
なお、ミネソタ・ツインズのポストシーズンについては、こちらで書いた。