ようやく梅雨らしくなってきた今日この頃。本格的な夏を目前にして、人気の花火大会のチケットは続々発売され、販売ラッシュはもはや終盤。気になる花火大会の情報をチェックして、早めに計画を立ててくださいね。チケットも販売開始後即売り切れるところもあるので、とにかく情報確認だけでもお早めに！

ここに掲載している花火大会は以下の6つです（開催日順）。

• 立川まつり国営昭和記念公園花火大会（東京）
• ぎふ長良川花火大会（岐阜）
• うつのみや花火大会（栃木）
• とりで利根川大花火（茨城）
• 三国花火大会（福井）
• 赤川花火大会（山形）

7月27日（土）：立川まつり国営昭和記念公園花火大会（東京）

都内では珍しく尺玉（10号玉）などの大玉が多く見られ、都内では最大の一尺五寸玉（15号玉）も打ち上げられる花火大会。打上時間は1時間程度と短めですが、大玉だけでなくワイドスターマインなども打ち上げられ、多彩なプログラムが楽しめます。緑豊かな公園で花火を楽しむスタイルは家族連れにもオススメ。

広い公園ですが、観覧のメイン会場となるのは「みんなの原っぱ」で、有料観覧席も設置されます。立川市の中心部、市内メイン駅の立川駅からも徒歩約15分と便利な立地なので、大混雑します。落ち着いて観るならやはり有料観覧席がおすすめ。

8月10日（土）：ぎふ長良川花火大会（岐阜）

2019年まで長良川河畔で開催されていた「全国選抜長良川中日花火大会」「長良川全国花火大会」を統合し、2023年に誕生したのが「ぎふ長良川花火大会」。2024年は第2回目が開催されます。2023年の第1回は音楽にあわせたきめ細かな演出で魅せるスタイルでした。会場と打ち上げ場所も近く、迫力も満点！　2024年は14社の煙火店による打ち上げになると告知されています。

川の中州が打ち上げ場所になっており、北側河畔に有料観覧席が設置されます。花火の迫力を間近に感じられる最前列席や、家族やグループで楽しめるマス席、撮影者向けの三脚持ち込み可能エリアなど多彩な席種が用意されています。

8月10日（土）：うつのみや花火大会（栃木）

鬼怒川の広い河川敷で開催される花火大会。かつて宇都宮市内で開催されていた花火大会を、ボランティア有志の力で復活・継続させています。音楽とコラボした豪華なスターマインをメインに、メッセージとともに打ち上げる「ことだま花火」や、市内のお子さんたちの描いた花火の絵を打ち上げる企画、地元アーティストが歌うイメージソングなど、市民に寄り添う温かさも感じられる花火大会です。

打ち上げ場所正面のエリアを中心に有料観覧席が設置されています。シート席などのリーズナブルなものから、イス・テーブル付きでグループでゆっくり楽しめる席まで多彩。立って三脚を使えるカメラマン席も用意されています。

8月10日（土）：とりで利根川大花火（茨城）

広大な河川敷を有する利根川では流域のあちこちで花火大会が開催されています。取手市の、取手駅から徒歩15分程度の取手緑地運動公園で行われるのがこちらの花火大会。花火打上の他、約10分間のドローンショーも実施予定です。例年、周辺道路には出店もたくさん並び、お祭り気分もたっぷり味わえます。

打ち上げ場所の正面付近に有料観覧席も設置され、さじき席と有料観覧エリアが販売されます。チケットは7月1日（月）10:00よりオンライン（チケットペイ）販売を開始、7月8日（月）8:30より窓口販売を開始します。窓口販売は日時により販売場所が異なるので、公式サイトにてご確認の上でお出かけください。

8月11日（日・祝）：三国花火大会（福井）

福井県北部の三国港を舞台に開催される花火大会。音楽とコラボしたスターマインや水中花火、全国でも数少ない二尺玉やなど、豪快な打ち上げが魅力です。担当の伊那火工堀内煙火店は長野の花火業者ですが、全国各地の花火大会を担当している人気煙火店。１つ１つの花火玉の美しさはもちろん、スターマインの演出にも定評があります。

有料観覧席は三国サンセットビーチエリアと九頭竜川ボートパークの2カ所に設営。公共交通機関（えちぜん鉄道）を利用するなら、三国サンセットビーチエリアがおすすめです。撮影専用席はありませんが、自分の席で他の観覧者の邪魔にならなければ使用OK。階段席は比較的撮りやすいです。

8月17日（土）：赤川花火大会（山形）

出羽三山のお膝元の山形県鶴岡市で開催される「赤川花火大会」は、コアな花火ファンにも高い人気を誇ります。全国の人気煙火店による多彩なプログラムが披露される、エンタメ性や企画性の高い花火大会で、「感動日本一」のスローガンは決して伊達ではありません。一度見るとリピートしたくなる、ある意味で中毒性の高い花火大会なので、チケットの入手しにくさも日本有数です。

有料観覧席の一般販売は7月1日（月）10:00からですが、4月からの協賛先行販売、6月のリピーター先行販売などを経てきているので、一般販売に回るチケットの数量は少ないものと思われます。毎年完売が早いので、購入を考えている方は、発売当日の販売開始時間にスタンバイしてください。なお、購入の際にはユーザー登録が必要です。発売開始前から登録を受け付けているので、早めに登録し、万全を期して発売に臨みましょう。