夏場のトマトは「常温で保存してはいけない!」たった1つの理由とは?
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん「トマト」は好きですか?
トマトといえば…「夏野菜」のイメージがありますが、実は本当の旬は夏ではありません!トマトは高温多湿の環境が苦手で、強い日差しと涼しい気候を好む野菜です。
この特性から、春から初夏、そして秋から初冬が一番おいしい時期といえます。
夏のトマトは他の時期のものに比べて水分が多く、さっぱりとした味わいが特徴です。そんな、高温多湿の環境が苦手なトマトを、皆さんは購入後どのように保存していますか?
今回は夏場のトマトの保存方法についてお話しします。トマトが好きな方はぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- 夏場は冷蔵保存
- 常温で保存しても良い「場合」とは?
- トマトの正しい保存方法
- まとめ
夏場は冷蔵保存
先ほどもちらっと言いましたが、トマトは高温多湿の環境が苦手です。特に今時期の夏場にトマトを常温で保存すると、あっという間に傷みはじめて腐敗します。
トマトが腐敗すると、全体がブヨブヨと柔らかくなり、異臭を放つようになります。また、腐敗の初期症状として「黒い斑点」が見受けられます。
そのため、夏場のトマトは冷蔵保存が必須だといえるのです!
しかし、夏場でも常温で保存しても良い「場合」があります。それは…
常温で保存しても良い「場合」とは?
そのある「場合」とは…
購入したトマトがまだ青く未熟で「早く追熟させたい場合」です。
私の記事を読む方は皆さん物知りなので、ご存知の方も多いと思いますが、追熟というのは…冷蔵保存だと進行が遅くなります。
そのため、『未熟なトマトを早く追熟させたいよ』と思った際は冷蔵保存ではなく常温で保存するようにしましょう!
トマトの正しい保存方法
ここまで読んでくれた方たちの為に…「トマトの正しい保存方法」の一連の流れをお教えしたいと思います。
今回使うアイテムは、「キッチンペーパー」と「ポリ袋」です。
①赤く熟したトマトを1個ずつ、キッチンペーパーで包む。
②ポリ袋に入れる。(多くても2個まで)
③ヘタ側を下にして「野菜室」で保存する。
今時期は、湿気でキッチンペーパーが濡れやすいです。1日おきにチェックして、キッチンペーパーが濡れていたら取り替えて下さい!※新聞紙で代用してもOK
この保存方法で、トマトは約5日間ほど持ちます。
まとめ
- トマトは高温多湿の環境が苦手
- 夏場のトマトは冷蔵保存が必須
- 未熟で「追熟」したい場合は常温で保存してもいい
- 野菜室で保存するときは「ヘタ側」を下にする