川崎市ご当地麺!サッポロ一番新作「元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」の袋麺を実食
「ニュータンタンメン」は神奈川県川崎市を中心に人気のソウルフード。1964年創業した中華料理屋から生まれました。店主の五十嵐氏が1967年に労働者向けにスタミナのつくラーメンとして、担々麺をアレンジしたのが始まりと言われています。
「ニュータンタンメン」を生み出した「元祖ニュータンタン本舗」は川崎を中心としたチェーン店として東日本にも広がり、現在は総店舗数は40を超す勢いです。
そんな川崎のソウルフードである「ニュータンタンメン」を袋麺で再現したのが、サンヨー食品のサッポロ一番ご当地熱愛麺です。ご当地ソウルフードのお店が監修しているシリーズとして人気を博しています。
今回購入したのは5袋入りパックセット。希望小売価格は615円(税抜)ですがスーパーで398円(税抜)で販売していたので、思わず手に取ってしまいました。余談にはなりますが、サンヨー食品が「ニュータンタンメン」を再現したのは、今回が初めてではありません。これまでにもカップ麺でも再現しており、評判が良かったようです。筆者はカップ麺の「ニュータンタンメン」は食べたことありませんが、カップ焼きそばの「まぜタン」は食べたことあります。がっつり系にたまらない味でしたね。
袋から取り出してみました。なかには小袋で5個入っています。
1食(96g)当たり433kcal。炭水化物は59.7gで食塩相当量は5.1g(めん・やくみ1.6g、スープ3.5g)。
香辛料・ポーク調味料・にんにく調味料などがメインのスープです。麺は植物油以外にラードで揚げています。
こちらが乾燥した状態の麺です。結構ちぢれがきつそうですね。
麺と一緒に粉末スープと唐辛子が入っています。唐辛子はお好みで調整との事です。
作り方はラーメン丼にスープを入れておき、麺を3分熱湯で茹でてから、ゆで汁と一緒に麺を入れるだけです。ただし、アレンジがおすすめされているので、今回はアレンジして作ります。アレンジ方法は豚ひき肉とニンニクをあらかじめ炒めてから、お湯を加え、麺を3分茹でます。ゆであがり30秒前に溶き卵を加えて、スープを入れておいたラーメン丼に入れたら完成です。
アレンジも簡単ですね。挽肉がなかったので、刻んだ豚こま肉で代用しました。
完成品がこちら。なんか〆のラーメンみたいな見た目になりました。でも、美味しそうです…
唐辛子とニンニクの香りが結構きついスープは唐辛子を加えていなくても、そこそこ辛く塩分は控えめです。卵を入れたおかげか、全体的にまろやかなテイストになっています。豚を炒めた出汁以外にも豚調味料の味わいが絶妙に効いていてかなりの絶品。ただしお店のラーメンの方が色が濃いので薄味なんだと思います。また、キムチ風味の味わいもほのかに感じるので、そこからのコクもいいですね。
ちぢれがきつい麺はモチモチしていて、食べ応えあります。しかしサッポロ一番の汎用麺との違いがイマイチ分かりませんね。つまり本家の「ニュータンタンメン」とは大きく異なります。せめてモチモチ感や生麺テイストがもう少し欲しかったです。
スープはかなり美味しいですが、麺がいまいちなのが残念でした。「ニュータンタンメン」の風味を味わうとしたら悪くないと思います。
ごちそうさまでした。