ブライトンMF三笘薫のビッグクラブ移籍可能性を移籍専門記者ロマーノ氏が言及「ミトマはファンタスティック、問題があるなら…」
ブライトンで活躍しているサッカー日本代表MF三笘薫には、たびたびビッグクラブが関心を示していると現地では報じられてきた。そんな中で、移籍専門記者ファブリツィオ・ロマーノ氏がABEMA スポーツ番組『ABEMA スポーツタイム』のインタビューで、三笘のビッグクラブへの移籍実現可能性について言及している。 【写真】欧州日本人、高額年俸ランキング2024 プレミアリーグで活躍している三笘は、これまで何度かビッグクラブからの関心も現地では報じられてきた。今季も16試合に出場して3ゴール2アシストを記録している。 日本だけではなく世界トップのウィンガーとして認められつつある三笘について、移籍市場に詳しいロマーノ氏は、「三笘は非常にレベルが高く、ファンタスティックな選手だ」と前置きした上で、移籍の可能性について次のように言及していた。 「ブライトンは世界中から優れた選手たちを発掘している。今では魅力的なプレーをする素晴らしいクラブだ。その中でも(三笘は)スペシャルな存在だと思う。移籍への問題があるとすれば、簡単に放出を認めないクラブの方針だろう。ブライトンは(交渉相手として)移籍交渉が難しいクラブの一つだ」 ブライトンは、マルク・ククレジャをチェルシーに約6200万ポンド(約117億円)、モイセス・カイセドを同じくチェルシーに約1億ポンド(約190億円)、アレクシス・マック・アリスターをリバプールに約3500万ポンド(約66億円)など、ここ数シーズンで優秀な選手たちを売却して莫大な利益を得ている。 そのため三笘のビッグクラブ移籍が成立するかどうかは、ロマーノ氏が指摘するようにブライトンを認めさせるだけの移籍金を支払えるかどうかがまず壁となりそうだ。なお移籍情報専門サイト『transfermarkt』によれば、三笘の最新の市場価値は4500万ユーロ(約72億円)だった。
フットボールチャンネル編集部