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【船橋市】刺激の中に溶け込んだまろやかさが絶品!船橋市発のスパイスカレーは「和」が決め手

そらまめさんぽ地域情報ライター(船橋市)

「カレー」は昔から幅広い世代に親しまれている国民食。

時代とともにカレー料理のバリエーションも次々に誕生し、そんな種類の豊富さも長く愛され続けている理由に挙げられるかと思います。

そして昨今、グルメの話題として耳にするようになった「スパイスカレー」

スパイスカレーとは小麦粉が含まれたカレールーを使わず、スパイスや野菜から作られるカレーのこと。

スパイスの国として知られるインドやスリランカなどの料理に影響を受けながらも

独自のアレンジを加え、また自由な発想が取り入れられた日本発の新しいタイプのカレーです。

筆者もお店巡りを楽しんでいる一人ですが、提供されるお店によって使用されるスパイスの種類や配合、食材、また盛り付け方も異なり、それぞれのオリジナルを楽しめる事が魅力。

食欲をそそるスパイスの香りに日本ならではのテイストが加えられていることが、エスニック通のみならずより多くの層に受け入れられている理由のひとつだと思います。

今回ご紹介するのは、そんなアイディアやこだわりがふんだんに詰まった「スパイスカレー」をキッチンカーにて提供されているお店です。

パッと目を引くカラフルなキッチンカーがお出迎え

船橋市を拠点とし、スパイスカレーの販売を行っているキッチンカー「カレー食堂 まほろば」

船橋市内のみならず、千葉県内や都内各所を巡りながらオリジナルのスパイスカレーを提供されています。

筆者が伺った日は、船橋市内にあるコーヒーショップ前での出店時。

カウンターに掛けられた可愛い象がプリントされたエスニック柄の布と、パッと目を引く色鮮やかな看板はインパクト大!

見た目でワクワク感が高まり、またスパイスの香りも漂うためつい引き寄せられてしまう魅力的なキッチンカーです。

そして当日のメニューはこちら。

日替わりカレーとレギュラーカレーに加え、「和風タンドリーチキン弁当」や「タルタルチキン弁当」なども。

どれも食欲をそそられるラインナップです。

こだわりは「和」。スパイスカレーに込められた想い

悩みつつもおススメという無水チキンカレー(850円)をチョイス。

この日はコーヒーショップ店内でのイートインが可能だったため、ご厚意でまほろばさん所有のお皿に盛り付けて頂きました。

綺麗に丁寧に盛り付けれた一品は彩り鮮やか!
綺麗に丁寧に盛り付けれた一品は彩り鮮やか!

水分はトマトと玉ねぎのみ。

そこに加えられたチキンレッグは、油でじっくり煮込まれてホロホロととろけるよう。

シンプルながらもスパイスと各食材の旨味が最大限に引き出された絶品スパイスカレーです。

ホロホロのチキンがたっぷり。
ホロホロのチキンがたっぷり。

「カレー食堂まほろば」のスパイスカレーのこだわりは「和」のテイスト。

お米は日本米を使用。カレーには出汁や魚粉を加え、副菜には漬物や切り干し大根、和食の惣菜でおなじみのにんじんなどが添えられています。

鮮やかな黄色が特徴のターメリックライスは日本米。
鮮やかな黄色が特徴のターメリックライスは日本米。

私たちになじみ深い「和」の素材が取り入れられていることで、鮮烈なスパイスの香りと味わいにまろやかさが加わります。

スパイスのピリッとした刺激を感じつつも後引く辛さは少なめ。

コク深さの中に優しさを感じる秘密はこのこだわりにあるように思いました。

そしてこのこだわりには、エスニック料理に馴染みのない方や、お子様からご年配の方までの幅広い世代にも「新しいカレー」「日本のスパイスカレー」を気軽に味わってほしいとの想いも込められているそうです。

レギュラーメニューの「牛すじカレー」は欧風にアレンジされ、お子様にも好評。
レギュラーメニューの「牛すじカレー」は欧風にアレンジされ、お子様にも好評。

Instagramではたくさんのレパートリーが紹介され、月毎に出店スケジュールもアップされていますのでぜひチェックしてみてください。

今後は船橋市内での販売場所をもっと増やしていきたい、とのことなので色々な種類のスパイスカレーを頂ける機会も多くなるかと思うと楽しみです。

キッチンカーで届けるスパイスカレー。「まほろば」が増えていくように

「カレー食堂まほろば」を切り盛りするのは郷(ごう)さん夫妻。

オーナーであるご主人が初めて食べた「スパイスカレー」に衝撃を受けたことがきっかけとなり、趣味として友人たちに振る舞うことからスタートされました。

ご本人曰く「どんどん没頭していった」と独学で勉強、研究を重ねるうちに評判が広まっていったとのこと。

その後ライブハウスやカフェでの間借り販売のチャンスを得たことが契機となり当時勤めていた会社を退職、2021年にキッチンカー「カレー食堂まほろば」を開業されました。

キッチンカーの象徴、鮮やかな看板はご友人作
キッチンカーの象徴、鮮やかな看板はご友人作

試行錯誤を繰り返しながら新しいスパイスカレーを続々生み出し、現在も変わらずカレーの奥深さに向き合い研究する毎日であるとのこと。

そしてそんなご主人のサポートはもちろん、お客様目線に立った接客と思わず立ち寄りたくなってしまうキッチンカーのディスプレイを心がけているという奥様の舞さん。

お二人で日々改善や工夫を重ねながら、自信とこだわりが詰まったオリジナルスパイスカレーを多くのお客様に提供されています。

店名「まほろば」という言葉は日本の古語で「素晴らしい場所」の意味。

「キッチンカーで各地を巡り、たくさんの方々に自分たちのスパイスカレーを食べてもらうことでその場に笑顔が生まれるように、そしてそんな場所が増えていくように」との願いを込めて名付けたそうです。

「カレー食堂まほろば」のカレーは、スパイスが放つエネルギーと、和のもつ素朴さ繊細さを兼ね合わせたスパイスカレーです。

ぜひ新しいカレーの魅力を堪能してみてください。

「カレー食堂 まほろば」
Instagram
出店スケジュール、当日の販売メニューについてはInstagramにてご確認ください。
4月6日(土)は、行田の「ふなっこ畑」にて出店予定!
◇容器について
イートインのできる店内で食べる場合、持参したお皿に盛り付け可。
テイクアウトの際も持参した容器に入れることが可能とのことです。

地域情報ライター(船橋市)

船橋市在住10年目に突入。毎日が体力勝負!やんちゃざかりな2人兄弟の母ちゃんです。魅力の尽きない船橋市内を巡りながら、様々な情報をお届けします。

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