はらぺこライターの旅人間です。今回は大阪の桜ノ宮から食レポです。

桜ノ宮といえば、言わずと知れた桜の名所。春には多くの人で賑わいますが、意外と食べるトコロが少ないという声も…

いやいや、そんな事はありません！知る人ぞ知る隠れた名店があるんです。

この店の名前は「本家本元 富久佳（ふくよし）」

この名前を聞いて「あれ？知ってる…」と感じた方も多いのではないでしょうか。そう、ここは「ウラなんば」にあった超人気の寿司屋さんです。

店主さんにお話を聞くと、全ての店を閉め、桜ノ宮に移転したのだとか。

ちなみに大阪駅前のグランフロントにも同じ名前の店がありますが、現在はその店とは全く無関係なんだそう。

さて、ここは寿司屋さんですが、お昼のランチ時だけ天丼が食べられます。
（※ランチは平日限定）

かつて割烹で腕を鍛えた大将が ”まかない” で出していたのが天丼で、具の美味しさは言うまでもなく、揚げ方やタレに圧倒的な特徴があります。

ちなみに、この店ではタレだけでなく醤油も自家製で、お寿司を注文して「醤油うまっ」って違いが分かった方は食通でしょう。

寿司も他では滅多に食べられない上質の天然魚が良心価格で食べられますので、大阪では5本の指に入るほどの名店と言っても間違いないのではないでしょうか。

本家本元 富久佳（ふくよし）の正体とは…

実はこのお店…

TV番組の『今ちゃんの「実は・・・」』に登場していた店で、店内には超大物芸能人さんからの開店祝い立札も残っています。

魚の仕入れから、何から何まで大将の人脈が凄いんです。

まだ移転したばかりなので、今はまだ注目度は薄いですが、カウンター越しで大将と話せば、普通の店でない事が分かります。

そんな「本家本元 富久佳」のランチ限定の天丼は…

ご飯の上に刻み海苔、その上に海老２匹、海鮮1種、ちくわ、野菜３種といった内容で、ボリュームもバッチリ。

野菜天3種の中には大阪らしい紅ショウガの天ぷらも入っています。

海老も大きくて、プリッとサクッとした食感が最高ですが、揚げたての熱で天婦羅が少し柔らかくしなって来たくらいのタイミングもまた美味しい。

でも、やっぱり他で食べる天丼と何かが違う…。

そう感じるのはやはりタレでしょうか。この味を知ってしまうとクセになり、数日すると不思議なほどまた食べたくなる。やっぱり美味しいんです。

次に行った時は「タレ多めで」と言うのを忘れないようにしようと思ったり。「いやいや次は寿司ランチだ」と思い直したり。何度も通いたくなる、これぞ名店の味ですね。

超人気だった富久佳が「本家本元 富久佳」として移転し、まだ日は浅いですが評判は広がりつつあります。混雑しては入れなくなる前に、食べに行く事を強くお勧めします。

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