【船橋市】アジア料理の魅力発見。彩り味わい豊かなスリランカカレーは辛さとマイルドさの融合が絶品
千葉県内第二位の人口規模を誇る船橋市(千葉県ホームページ調べ 令和6年1月1日現在)は、飲食店の数も多くグルメの種類も豊富。
日本料理をはじめ、世界各国の料理を楽しむことができます。
特に船橋駅周辺には、長年に渡って地域に愛されているインドカレー店や韓国料理店をはじめ、近年はベトナム、タイなどのエスニック料理を気軽に楽しめる形態のお店も増え、アジア各国のグルメがより身近に感じられるようになりました。
今回は同じアジアに属し、インドの南に位置する国、「スリランカ」の料理を提供されているお店「サンライズレストラン」をご紹介します。
場所はJR船橋駅南口、京成線京成船橋駅から共に徒歩3分ほど、多くの飲食店が並ぶ繁華街の一角にあるビル3階「サンライズレストラン」。
ランチタイムに伺いましたが、周辺はお酒を提供される夜間営業のお店が多いことから、お昼の時間帯は人通りもまばらです。
広々とした店内は清掃が行き届いている印象で清潔感もあり、また日差しが射し込み明かるくゆっくり過ごすことができる雰囲気です。
彩り豊かなスリランカカレーは味わい豊か
「カレーの国」というとインドを思い浮かべる方が多いかと思いますが、スリランカもカレーが有名な国の一つ。
現地では毎食カレーを食べる方も多いとのことで、国民に愛されているソウルフード的存在です。
「サンライズレストラン」でもカレーの種類が豊富。
インドカレー店ではナンと一緒に食べることが主流ですが、お米が主食のスリランカではナンの文化はないとのこと。
「サンライズレストラン」でもインディ米の一種であるバマスティライスと一緒に頂きます。
また、スリランカカレーの特徴は主菜となるカレーは一種類で、その周りを囲むように副菜として数種類の野菜や豆が添えらていること。
今回は数ある種類の中から、マトンカレー(1,590円)を選択しました。
カレーの周りにはピリッと辛みのあるビーツやインゲン、甘みのあるかぼちゃや玉ねぎのすりつぶしなどが添えられています。
また、日本ではあまり馴染みのないマトン肉ですが、スリランカ含む南アジアでは各料理でよく使用されている肉のひとつ。「独特の匂い」といわれることも多いそうですが、スパイシーなカレーと一緒だとそれほど気になりません。ほど良く引き締まった身で噛み応え、食べ応え十分。
カレー自体もスパイスを多く使用しつつも、ココナッツミルクを取り入れていることからただ「辛い!」だけでなく、まろやかさもしっかり味わうことができます。
カレーや副菜をそれぞれ味わい、お皿の量が半分になったところで全体を混ぜて食べるのがスリランカカレースタイル。
スパイスカレー独特のピリ辛に加えまろやかでコク深い味わいまで、一つのお皿でいろいろな味の変化を楽しめることができます。
また日本米とは異なり水分をほとんど含まないバマスティライス、さらさらとした食感でどんどんスプーンが進んでしまいますが、食べ終わるころにはお腹いっぱい大満足でした。
そして食後は数あるドリンクニューの中から「ビーツミルクセーキ」(490円)を。
スリランカカレーの副菜としてもよく用いられる、赤い色が鮮やかな「ビーツ」という野菜を使ったドリンクです。
見た目はとても濃厚ですが、意外にもスッキリとした爽やかな甘さ。カレーの後にピッタリのデザートドリンクです。
地域に根差すスリランカレストラン
「サンライズレストラン」は2018年春にオープンし、間もなく6年目を迎えます。
エスニック通、カレー通の方々からの口コミで評判が広まり、ランチタイムはスリランカカレーを食べにいらっしゃる日本人のお客さんが多いとのこと。
一品料理やドリンク、スイーツの種類も豊富にあり、ディナーの時間帯はスリランカ出身の方々が訪れ、カレーの他におつまみをお酒と一緒に楽しむ方が多いそう。
次回はディナーに訪れて他の家庭料理を頂きながら、より異国の雰囲気を味わってみたいと思います。
オーナーさん含め、スタッフはスリランカご出身。終始にこやかに丁寧にご対応いただきました。
日本のカレーともインドカレーともひと味違う、見た目は華やか味わいも風味豊かな「スリランカカレー」を食べにぜひ足を運んでみてください。
「SUNRISE RESTAURANT」サンライズレストラン
◇住所:船橋市本町4-5-18小泉ビル3階
◇JR船橋駅より徒歩3分 京成線京成船橋駅より徒歩3分
◇電話番号:047-400-7417
◇営業時間:ランチ11時~15時30分
ディナー17時~23時
◇休業日:水曜日ランチ 木曜日終日